世界王者ポンサクを倒した男”バハヤハイ” | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

11年間負けなしのWBC世界フライ級王者ポンサクレック。世界タイトルも17度防衛、アジアの鉄人カオサイ・ギャラクシーの持つ19度防衛を抜くのも時間の問題かとされている。

7月、内藤選手に勝てば、9月に19度目のタイ記録に挑み、20度目の新記録は12月、国王の誕生日に合わせ国王の眼前で行うのだという。

その後は欧州遠征も計画に入っているとかで、亀田選手の年内日本での挑戦はスケジュール的に合わないような感じですね。

そんな事情もあり金平会長の、”同門対決”も辞さず発言になったのだと思いますが・・・。

興毅、坂田とやらん!ポンサクだけや…同門対決あっさり拒否(スポーツ報知
方針転換!亀田大毅ポンサクに照準(デイリースポーツ)
大毅、次戦相手はタイの世界ランカー(スポーツナビ)

亀田大毅選手の対戦相手はWBCフライ級15位ファーペッチノーイ・クラティンデーンジム(18)。

今年1月、当時WBC8位だったファーペッチノーイは、清水智信(金子)選手に2度のダウンを奪われる完敗を喫した。そして5月、清水選手がタイでポンサクレックに挑んだのは皆さんご承知の通り。

ポンサクレックも8月で30才、94年12月のデビューから13年目を迎えた。そろそろのような気もするが、20度防衛の新記録達成には執念を燃やしている。

7月の内藤戦を含め18度の防衛戦中の半分、9人は日本人挑戦者を相手にしているポンサクレック。

浅井、内藤、本田、中沼、小松、内藤、中広、清水、内藤。日本の一線級、総なめといった所であります。

そんなポンサクが、日本リングで咬ませ役を務めたジェリー・バハヤハイにKO負けしているのは面白い。怖さも消えるというもの・・・。

高山問題・咬ませに負けてるポンサクレック

バハヤハイ90年3月デビューの35才。38勝(14KO)55敗2分。06年1月のPABAフライ級王座挑戦以後、記録がない。(BOX REC 調べ)

ポンサクとは95年12月、96年7月、98年2月と3度戦い2勝1敗、1KO勝ち。ずいぶん前の記録だが、地元で短期間に2度も同じ相手に負けているという事は何かある。カッコ悪い。

バハヤハイ、日本リングで全敗と書いたが勝っていた。1勝していた。日本リングでの戦績1勝8敗。

00年2月、渡嘉敷ジムの池田政光選手からダウンを奪い8回判定勝ち。

池田選手、高校王者からプロ入りしたが、倒す気満々のデビュー戦は協栄ジムの川野選手に1ラウンド逆転KO負け。以後、伸び悩んではいた。

2ヵ月後村越裕昭(三津山)選手にあっさり2回KO負け、池田戦以後4連敗のバハヤハイ、渡嘉敷会長のマッチメークも間違いではなかった。

04年12月には比国王者として相澤国之(三迫)選手と対戦。無敗の現OPBF王者を大いに苦しめた。95-98、 96-97、 97-97 。0-2の判定がそれを物語る。

内藤選手、3度目の挑戦。2勝しているポンサクには余裕があるだろうが、自信と油断は紙一重。内藤選手の気迫もそうだが、戦略次第で王座は見えてくると思う。

王者は競った試合を経験していない。スコアで見ると防衛戦中もっとも接近していた試合は、内藤選手の親友、トラッシュ中沼(国際)選手との試合である。

04年1月の試合スコアは、116-112、116-113、115-113 。

元2階級王者・井岡弘樹選手も一度はグラついたバハヤハイの右パンチ。

「出会い頭のパンチが怖かった」

中沼選手とバハヤハイ、似ている所もありそうですね。

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