ヤフー、記事216本の炎上阻止

新機能導入で

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 ヤフーは20日、ヤフーニュースのコメント欄が過度な批判や差別的な投稿で荒れるのを防ぐための新機能を使い、導入した昨年10月からの2カ月間で記事216本の「炎上」を阻止したと発表した。1日当たり約3.5本で、配信記事の約0.05%に相当する。

 新機能は、誹謗中傷対策として導入した。違反コメント数などヤフーが設けた基準に従って、人工知能(AI)が自動的にコメント欄を非表示にする仕組みだ。

 導入した昨年10月19日から12月18日までの状況を集計したところ、非表示となった記事は全国紙や地方紙、通信社の記事が計47本で最も多く、週刊誌42本、テレビ41本など。