スーチー氏側近、拘束中に死去 刑務所内でコロナ感染

有料記事ミャンマーはいま

バンコク=福山亜希
[PR]

 ミャンマー国軍によるクーデターで拘束されたアウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)は20日、NLD幹部で同様に拘束されたニャンウィン氏(78)が新型コロナウイルスに感染し、死去したと発表した。収監されていたヤンゴン郊外のインセイン刑務所で感染したという。

 かつての軍事政権にスーチー氏が自宅軟禁された際に面会を続けるなど、スーチー氏の側近として知られたニャンウィン氏は、2月のクーデターで拘束され、動乱を扇動した罪で訴追された。NLDによると20日午前9時ごろ、治療を受けていたヤンゴン市内の病院で死亡したという。

 現地メディアによると、インセイン刑務所の幹部は、ニャンウィン氏が収監中にコロナによる低酸素症にかかったことを認めた。

 ミャンマーでは6月下旬以降…

この記事は有料記事です。残り265文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]