ウクライナ無人機攻撃、ロシア旅券発行施設に損害…年内にドローン20万機を追加調達へ

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 ロシアの侵略を受けるウクライナの国防省情報総局は12日、露軍が占拠する南部ザポリージャ原子力発電所が立地するエネルホダルの露側拠点を無人機で攻撃したと発表した。ロシア旅券を発行する施設に損害を与え、無線通信拠点を無力化したとしており、動画も公表した。

ウクライナ南部ザポリージャ州で、無人機の操縦訓練を行うウクライナ軍兵士(8月17日)=ロイター
ウクライナ南部ザポリージャ州で、無人機の操縦訓練を行うウクライナ軍兵士(8月17日)=ロイター

 ウクライナ軍は12日、東部ドネツク州の露軍占領地域にある無人機基地の攻撃に成功したとSNSで発表した。攻撃には、露軍占領地域からの無人機攻撃を妨害する意図があるとみられる。動画では露軍の兵士とみられる迷彩服の集団が集まる建物を爆破し、煙が立ち上っている。

 ウクライナは年内にドローン20万機を追加調達する方針で、露軍占領地域や露本土への攻撃が増える可能性がある。英国防省は12日、ロシアが最近、首都モスクワ周辺の高層タワーに防空システムを配備するなど無人機対策を強化していると分析した。

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