1月15日(金)、なんばグランド花月にて「信濃岳夫の吉本新喜劇2026」が開催されました。吉本新喜劇の10年後を担う若手座員が一丸となって作り上げてきた「吉本新喜劇2025」が、今年はさらにパワーアップ。毎回、ひとりの座員がリーダーとなり、出演者のキャラクターや笑いなど公演のすべてを背負います。この日、トップバッターの重責を担ったのは信濃岳夫。さらに烏川耕一、清水けんじが加わり、若手だけで行ってきたこれまでの公演とは、ひと味違う内容で観客を楽しませました。
物語の舞台は「うどん道場 花月」。なんでも雑誌などに載る人気店らしく、食べに来たカップル(新名徹郎&吉岡友見)も大絶賛しています。ところが店員(安井まさじ、奥重敦史、吉田裕)の失礼過ぎる接客に大激怒、一連のやりとりで、さっそく笑いを起こしていきます。
と、そこへ黒い胴着姿の男(信濃岳夫)が。不思議そうに店を眺め、カップルから「うどん屋だ」と説明されるとますます混乱している様子。道場の跡取り息子で、武者修行に出ていたという男は、奥から出てきた吉田らをを見てビックリ! 父の弟子だったはずが何故うどん屋に...? 買い出しに行っていたという姉(酒井藍)が帰ってきてやっと理由が判明、岳夫の留守中に父が急逝し、道場存続のため藍が得意のうどんを売りだしたところ人気となり、今ではうどん屋がメインになってしまっているとのこと。商売の合間に稽古はしていますが、体力と技はかなり低下しているようです。…