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「航空自衛隊安全の日」行事
美保基地慰霊祭を挙行
安全教育、安全点検等を実施


7月2日「航空自衛隊安全の日」に伴い、美保基地では同日、基地慰霊祭、安全教育・点検などを実施しました。

曇天に包まれたこの日、航空幕僚長訓示の一斉放送に続き、第1格納庫内において3輸空隊朝礼が行われました。朝礼で山本隊司令は、空自安全の日が設定された経緯を紹介した後、ミスやトラブルを事故につなげないために、過去の教訓等に学び、一人ひとりが持ち場を守って努力と工夫を怠らないこと、また、皆で声を掛け合い、助け合うことが肝心であると強調。最後に、精強な部隊の三種の神器「団結が固くて、仕事ができて、事故がない」部隊づくりに邁進していくことを全隊員、心をひとつにし決意を新たにしました。この後、各群では安全教育等が行われました。

朝礼で全隊員に訓示する山本隊司令

午前11時、美保基地慰霊祭が慰霊広場で厳粛に執り行われ、来賓の美保基地協力会会長、鳥取県婦人防衛協力会副会長、天馬美保基地協力会会長、新生つばさ会美保支部長、美保航友会会長・同有志をはじめ、基地隊員ら約180名が参列。慰霊祭では、殉職隊員の紹介の後、ラッパ手による「悲しみの譜」の吹奏とともに参列者全員で黙とうを捧げ、故人の冥福を祈りました。次に執行者の山本基地司令が追悼の辞を述べた後、参列者一人ひとりにより献花が行われ、慰霊祭は滞りなく終了しました。

追悼の辞を述べる山本基地司令

足立美保基地協力会会長による献花、拝礼
直轄部隊長等による献花 故人の冥福を祈り、事故防止の決意を新たに

このほか3輸空隊直轄部隊では、隊容点検(服装容儀点検、基本教練)、安全教育等を実施しました。午後からは、点検官・三好副司令をはじめ4名の補佐官による安全点検が行われ、過去に生起した事例及びその教訓等の活用状況や任務及び訓練等の特性に伴う不安全事項の確認と是正状況などを書類点検等により行われました。

一連の行事を終え、隊員らは安全意識を高めるとともに、事故防止への誓いを新たにしました。

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