リアルな京都の魅力発信 京都で学ぶ大学生「広報部」結団式

 京都で学ぶ大学生が全国の中高生に京都の魅力を発信しようと京都市と大学コンソーシアム京都が「京都学生広報部」を創設した。全国の中高生に「京都の大学で学びたい」「京都で学生生活を送りたい」と思ってもらおうと企画。このほど、京都市役所で結団式が行われた。10月には情報発信のためのウェブサイトを開設する。

 今年6月に京都で学ぶ大学生を対象に部員を募集し、12大学から60人が入部した。広報チーム▽企画・取材・編集チーム▽総務チームに分かれ、学生生活の中で実感する「リアルな京都の魅力」を発信する。

 結団式には広報部の25人が出席。広報部リーダーの同志社女子大1年、田村桃花さん(18)は「私は京都出身ですが、京都の魅力を発信することで、これからの京都をもっと盛り上げたい」と決意表明した。

 広報部では、10月1日に開設予定のウェブサイト「コトカレ」の準備中で、企画・取材・編集チームリーダーの立命館大2年、今井建吾さん(21)は「アルバイトだったり、単位互換制度など学びの視点でも情報発信したい」と話した。

 総務チームリーダーの京都大1年、山本祐貴さん(20)は「中高生向けの説明会などにも広報部として出席していきたい」と意気込みを語った。

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