巨人は15日、川相昌弘氏(57)が新設されたファーム総監督に就任すると発表した。ユニホームを着て直接指導するわけではなく、フロントとして2、3軍に所属する若手選手の育成に携わる。川相氏は2018年まで巨人の2軍監督を務めていた。
また、作戦コーチを退任する吉村禎章氏(58)は球団編成副本部長兼国際部長に就任。水野雄仁スカウト部長(56)も編成副本部長を兼任し、編成本部長の大塚淳弘・球団副代表を2人で支える。
投手チーフコーチを退任する宮本和知氏(57)は球団社長付きアドバイザーとして野球振興業務などに携わるという。宮本氏は2019年にコーチに就任してセ・リーグ2連覇に貢献したが、今季は「3位になったのは私の責任もある」と語っていた。