ハリー吉田のオールナイトニッポンR 2000年2月7日 ゲスト甲斐よしひろ |
荘口 ハリー吉田のオールナイトニッポンR。今夜のテーマは、”90分でわかる映画と音楽の関係”と言う訳で、まずは、音楽業界からビッグゲストをお迎えしました。ハリーさんから紹介してください。 吉田 えー、2回目、来て頂きました。こんな夜分にまた、ありがとうございます。甲斐よしひろさん。(拍手) 甲斐 どうもこんばんわ。 吉田 いやー、なんかさっきまでねー、一緒にこう飲んでた雰囲気でね、なんか非常にこう。 甲斐 飲んでて。 吉田 こんな事言って失礼なんですけどね。 甲斐 パっと言われて、”うん”って言っちゃったの。 吉田・荘口 (笑) 荘口 なんで後悔してるんですか。 甲斐 いやいや(笑)。 荘口 来ちゃったよ、また来ちゃった、こんな時間に。 甲斐 かなり泥酔してたんで、何に対して俺は”うん”と言ったのかを忘れてるんだよ。でも、”うん”と言ったのだけ覚えてるの。”うん”と言った。オールナイトニッポン。ハリーの番組。みたいな感じでね。 荘口 あー、もしかしたら、もっと他の大事な事もなんか・・。 甲斐 昼間、バッと起きたのよ。そしたら、”あ、ハリーと約束したな”と言うのだけは覚えてて。 吉田 留守電入ってましたよ。 甲斐 でも、何の内容だったっけって思ったのよ。そしたら、でも、全然急に関係ない所から、”ハリーを信じてぇ〜”みたいな感じのが急に聞こえて来て。 荘口 (笑)ちょっと待って下さいよ。それ、何ですか、それいったい(笑)。 吉田 何か、訳わかんない事になって来たなー。 荘口 で、留守電が入ってたんですか、甲斐さんから。 吉田 入ってましたね。クールにね、甲斐さんに電話しないで、マネージャーに電話して。クールに(笑)。 甲斐 それは、なかなか。やっぱり二人だけで行くと、あの、マネージャーちょっと、感情的になりますから。 荘口 あ、そうですか、やっぱり。 甲斐 いや、人によっては。 荘口 なるほどね。 甲斐 その辺が、さすがにやっぱり現場のメンタリティを考えて。 荘口・吉田 (笑)。 甲斐 何がメンタリティだ。 荘口 ちょっと待ってください。その甲斐さんのよくあるパターン、持ち上げてすぐ落とすと言う。 甲斐 ハリーを信じてぇ〜。 荘口 何よ、またもう〜(笑)。 吉田 僕でもねえ、いろいろアーチストとねぇ、つき合って来ましたけどね。 荘口 はい。 吉田 飲んで楽しいアーチストって初めてですよ。 甲斐 (笑)。 荘口 ちょっと待って下さい。それまでのアーチストは、楽しくなかったんですか? 吉田 楽しくないって言うかねー。 甲斐 やっぱり、志ん朝と談志を足して2で割って。 甲斐・吉田・荘口 (笑)。 荘口 ものすごい巨塔ばっかり足して2で割っちゃって。 吉田 番組も盛り上がる訳だし、僕自身も楽しいんでね。 荘口 はぁー、飲んで、どんな事話し合ってんですか?二人は。 甲斐 言っとくけど、音楽の話は全然しない。 荘口 え?熱く語り合ってるんじゃないですか? 甲斐 違う違う違う。音楽を聴く場には行くけど。 吉田 (笑)。 甲斐 よくね、それはね、絶えず音楽がなってますよ。 吉田 あ、音楽はありますね。 甲斐 だって、生バン、昨日言ったの、生バンツアーですからね。 吉田 あるいは、ロックがかかってるバーとか。 甲斐 そうそうそう。 吉田 あの、生演奏の変なダンスホール、行きましたよね?(笑)。 荘口 何ですか、それ。変なダンスホールって。 吉田 いや、大正ロマネスクみたいなね。 甲斐 今ね、六本木と西麻布界隈でね、生バン系、多いのよ。 吉田 そうなんですよね。ひとつのトレンドかも知れないですよ。 荘口 昔の曲をやってるんですか? 吉田 もう、いろんな曲ですよ。 甲斐 70年代、80年代ね。 吉田 まあ、ロックですね。 甲斐 だいたいハリーと僕、最初に出会って飲んだバーが、もうすごい薄暗いロック喫茶ですから。 吉田 (笑)。 荘口 今時(笑)。 甲斐 今時、90年代後半ロック喫茶だよ。 荘口 あるんですか?それ。 甲斐 あるの、あるの。 吉田 あるんですよ。しかも、照明じゃなくて、ろうそくですから(笑)。 荘口 えー?怪しい。 甲斐 それで今、僕がよく会ってるのは、すごく換気のいいロック喫茶。明るい。 荘口 (笑)タバコの煙、モウモウじゃなくて、喚起のいい。はぁー。 で、こんな話してると、すぐ終わっちゃうから、また。映画の話、しましょう、映画の話。 吉田 今日のテーマは映画なんですよ。なぜ、甲斐さん、来て頂いたかと言うと、あのー、いろんな意味が。甲斐さん、映画、仕事で関わった事ってあります?そう言えば。 甲斐 いや、全然。あ・・。 吉田 何かね、すごく関わってるような、僕、印象があったんですね。 甲斐 えーっとね、邦画で1本だけね、あるんですけど。安部譲二さんが原作の。 吉田 はいはい。それは音楽をと言う? 甲斐 うん。1曲、書き下ろしたんですけど。 吉田 あ、そうですか。へぇ〜。 甲斐 でも、あのー、僕の、昔、甲斐バンドの時書いた「ちんぴら」が、一番大事な所のドーンと桜吹雪で陣内が、パーっと歩いてくる所で使われたと言う。 吉田 あ、なるほど。 甲斐 何で、書き下ろしたんだ、じゃあ俺は、みたいな。 吉田・荘口 (笑)。 甲斐 そう言うのはあったんですけど(笑)。 吉田 あとあのー、村上龍さんなんかとたぶん親しいので。 甲斐 そうですね。 吉田 あのー、映画の話とかよくされるのかなーと思って。 甲斐 うん、だからね、何て言うか、僕のまわりの関係者は、映画関係者の方が多いんですよ。 吉田 そうですね。そう言う印象ありますよ。ええ。 荘口 俳優さんとか、まわりにたくさんいらっしゃるじゃないですか。女優さんとか。 甲斐 役者もね。 吉田 女優さんはねぇ、あれですからねぇ。 荘口 まあ、奥さんもね。 吉田 ええ。何か、映画の匂いを感じるって言うか、音楽と映画って、いろんなつながりありますけど、ミュージシャンがこう、映画の匂いを漂わせるって言うのは、ひとつ美学、あるんですよ。たとえばね、ストーンズとゴダールもそうですけど。 甲斐 そうですね。 吉田 何て言うかな。 甲斐 いや、あのね、ビジュアルと音楽って、絶対リンクしてないといけないもんだと、 僕思うんですよね。 吉田 そうですよね。 甲斐 つまり、そのビジュアルの裏には音がある。あるべきだし、音の裏側には、画(え)が、やっぱりビジュアルが貼り付いてないと。 吉田 そうですね。 甲斐 そうすると、すごく広がると思うんですよ。 吉田 そうですね。 甲斐 奥行きがね。 吉田 特に、甲斐さんの音楽は、ずっとそう言う感じを僕、受けてて、それは、いい、悪いではなくてねぇ、ただ、拓郎さんの音楽とかね、まあ陽水さんでもいいや。あのー、あんまりそう言う感じはしないんですけども、何かこう、映像と言うよりも、映画のストーリーって言うか、そう言うのがね。 甲斐 でも、それがロックでしょ。 吉田 ロックはね。そうですね。 甲斐 フォークってやっぱりそう言う感じ。なんか。いや、これ、どっちがね。 吉田 (笑)どっちがいい、悪いじゃなくてね。 荘口 また・・・。昔やった、その、喧嘩・・・。 甲斐 浅い、奥深いとか言う意味じゃなくて。 荘口 あー、よかったよかった。びっくりしたぁー。 甲斐 ロックの背景って、僕、絶対そう言う感じだと思うんですよ。 吉田 ええ。 甲斐 ストーリーテリングが出来てて、なんか非常に映画とリンクしてる感じの方がね。 吉田 そうですね。で、たぶん僕、甲斐さんってね、映画の仕事ね、いろいろやってらっしゃるのかなと思って、ふと思ったんですけどね、今、伺ったらそう言うあれなんで。結論、先に言っちゃうと、僕、映画作るのがね、夢なんですよ。ドリームマシーンって言う、レコードのレーベルでもあり、ま、Virginみたいなものですよ。何でもやりたいって、そう言うレーベルなんですけども、その時ね、是非音楽をね。 甲斐 いや〜。いいですよね。 吉田 全編、歌が流れてるみたいな、そう言う映画を作りたいなと思って。 甲斐 だからあの、日本って、版権を取るのが難しいの・・・。まあ、あんまり音楽に関しての、何て言うの、そのー、バジェットって言うのが少ないんですよ。映画の中の音楽に関してのバジェットが。 荘口 バジェット。予算って事ですね。 甲斐 そう。ないのよ。だから版権、全編に音楽がかかってるようなやつ、ないじゃないですか。 荘口 うーん。 甲斐 あれ、本当は、全編音楽がかかってる感じが、本当はあると一番いいんだよね。 吉田 そうですね。あのー音楽と言う、音楽かどうかわかんないですけども、あのー、”パリテキサス”の、ライクーダーの♪ビヨ〜ン、だけとか。あの”デッドマン”って、ニール・ヤングがやってたやつとか、ああ言う感じと、音楽的だなぁと思うんですけど。甲斐さんなんか、映画の音楽って言うと。 甲斐 いや、だから、自由にやらしてくれるんだったらやりますよ。ね。 吉田 なるほどね。 荘口 う〜ん。 吉田 あのー、映画ファンとして、音楽、これはやられたって言うのはありますか? 甲斐 そうね。あの、いや、僕ね、あのーって言うか、そりゃもう一番すごいのは、”イージーライダー”でしょ。 吉田 あー、なるほどね。 甲斐 ”イージーライダー”。僕、中学校1年ぐらいだったんですけど、あれは決定的だったよね。 吉田 あれはね。 甲斐 あれと、”真夜中のカウボーイ”の、その、まず、イントロダクションで、ハリー・ニルソンの。 甲斐・吉田 「噂の男」 甲斐 「エブリバディートーキング」 吉田 ええ。 甲斐 ああ言うの見せられるともうダメだよね。 吉田 あれはもうね。 甲斐 ”明日に向かって走れ”。♪Rain drops the falling on・・ 吉田 あのギャップがね。 甲斐 ねー。 吉田 ”卒業”なんかも違う意味でね。 甲斐 全くそうですよ。だから要するに、その音楽がかかった時に、もう徹底的に、今のミュージックビデオみたいなふうに、あの時なってたよね。 吉田 ああ、そうですね。 甲斐 だからやっぱり、80年代のミュージックビデオって、全部、60年代後半と70年代初頭のあの辺の、アメリカニューシネマの、いわゆる、あの瞬間を切り取ってますよね。 吉田 うーん。なんかこう、ロック的な映画とか、まあ映画、そのいわゆるレーベル学的(?)な音楽とか、そう言うふうに非常に僕、関係近いなと思ってるんですけどね。 甲斐 そうですね。 吉田 まあ、日本の場合はまたちょっと美学が違うって言うか、まあ、黒澤さんの音楽もすばらしいし、ゴジラの音楽も僕好きですけど、ちょっとまあ、そう言う何かロックな感じっての、まだそんなには。 甲斐 そうねー。あのー。 吉田 ないような気、するんですけどね。 甲斐 斎藤耕一の”旅の重さ”。 吉田 あー、知ってます、知ってます。 甲斐 ねー。高橋洋子。主演の。 吉田 あれはいい映画ですよね。 甲斐 あれはー。イントロが、あの、吉田拓郎なんですよ。 吉田 あ、そうだそうだ。 甲斐 「今日までそして明日から」 吉田 そうだそうだ。思い出した。 甲斐 まだ、全然拓郎が売れない時に、いきなり、斎藤耕一が、あれを使ったんですよね。 吉田 そうだー。忘れてました。 甲斐 あの時はすごいんだよねー。あれは逆にすごいロックな感じがしたんですよ、僕。 吉田 なるほど。 甲斐 だから、ロックの人だと思ってたんですよ。あ、違ったんですね(笑)。 吉田 (笑) 荘口 また大変な喧嘩に、もう。とんでもない喧嘩になりますからね。怖〜いわ〜もう(笑)。 吉田 あのー、あれですけど。”二十歳の原点”、四人囃子の曲も、当時としては結構。 甲斐 よかったですねー。 吉田 劇的なあれですよね。 甲斐 うーん。そうですね。今、だからあとー、何だっけ。浅野忠信が出てるコマーシャルで、はっぴいえんどの、”風街ろまん”の中からの曲、♪時々、戦・・。ああ言う感じなんだよね。要するにさ、やっぱりね、ビジュアル、映画があって、後ろに音楽が出てくる時に、要するに、もう、カタルシスこそ最高なんだよね。 吉田 ええ。 甲斐 だからその、”イージーライダー”で、そのー、タンクの中にこう、金を丸めてさ、ねー、あのーこう、バーっと落として行って詰めて、キキキキッて栓閉めたら、ブル〜ンブル〜ン♪デーンツデデー。って始まるじゃないですか。あの、最高の瞬間がね、やっぱりビジュアルと音楽がリンクしてる醍醐味だよね。 吉田 あれ、すばらしいですよね。あのー、ビデオクリップなんか、今までもう何本も作られたと思うんですが、その、映画に対するオマージュって言うか。 甲斐 それ、もうほとんどそうです。 吉田 そうですか。 甲斐 うん。僕、フェンデリコ・フェリーニとか、そう言うオマージュばっかりですから。 吉田 あー。 甲斐 やっぱり、自分でビジュアルをやる時は、やっぱりできればそう言うふうにね、なりたいですよね。うん。 吉田 うん。映画に出るって言う、そう言う事は? 甲斐 (笑) 荘口 オファーはたくさんあったんじゃないですか? 吉田 あったよ。 甲斐 もう〜、ハリ〜。 吉田 え? 甲斐 知ってて言ってるでしょ。 吉田 いえ、知らないですよ。天然に。 甲斐 あー、そう。僕、実はね、去年の暮れから今年にかけて、2本来てるんですよ、主演が。 吉田・荘口 え? 吉田 これはショッキングな発言だなー。 甲斐 でもねー、あのー、まずもう、1本目は、5日間考えて断ったんですけど。 荘口・吉田 はぁー。 甲斐 いや、これは、本当の話ですからね。 荘口・吉田 ええ。 甲斐 どうも、黒木香さん・・・え?黒木・・・。 荘口・吉田 瞳さん? 甲斐 ああ。 荘口 昔あの。 甲斐 村西さん。 荘口 ええ。Hビデオで。 甲斐 何か、そっちでもいいんだけど。 荘口・吉田 (笑) 荘口 黒木瞳さん。 甲斐 そう言う人達と、で、僕主演で。 吉田 え〜? 甲斐 寿司職人なんですよ。 荘口 へぇ〜。 吉田 (笑) 甲斐 で、俺、考えたのよ。3日。寿司職人って事はさ、高下駄履かなきゃいけないだろ? 吉田 まあね。 荘口 (笑) 甲斐 寿司、握れなきゃいけないだろ? 荘口 はい。 甲斐 髪まで切るんだぜ。 荘口 そうですね。 甲斐 努力、嫌いだから、もう。 荘口 いやいやいや、ちょっと待ってください。 吉田 ハハハ(笑) 荘口 それ、役者さんでも、そこで逆にほら、何キロ太ってやせたとか。 甲斐 何キロやせるも、10キロでも全然平気。 荘口 あー。 甲斐 でも、髪、切るんだよ。高下駄履いて、寿司握るんだよ。 吉田 あー。 甲斐 これはちょっとつらいじゃん。その向こうに、すごく素晴らしい世界があるんだったらいいけど。 荘口 (笑) 吉田 ヒッヒッヒッ(爆) 甲斐 どーもそれは思えない。その台本は。 荘口 いやー。あ、何で甲斐さんに寿司職人をって言う。何なんでしょうね。そういえば。 甲斐 そうそうそう。 吉田 監督って、映画人でね、甲斐さんのファンって多いと思いますよ。単純に。 甲斐・荘口 あー。 荘口 だから。 甲斐 今来てるのは、もうすぐ監督にお会いするんですけど、来てたのは、浅田、浅田・・ぽっぽやの。 荘口 あー、浅田次郎さん。 甲斐 浅田次郎さんの原作の、何とかまで500マイルって、あの、ぽっぽやの中の短編。 荘口・吉田 あー。 甲斐 それに、何て言うか、うらぶれた、元会社社長の。 荘口・吉田 へぇ〜。 甲斐 これはちょっと向いてる感じはするんですけど。 吉田 おー、それはまた。今までの、長いキャリアの中では、特になかったんですか?出た事とか。 甲斐 いや、僕、80年代は頻繁に来てましたね。 吉田 でしょうね。 甲斐 80年代の頭ぐらいの時に。 吉田 ロックミュージシャンってねー。 甲斐 アウトローとかそう言う、ガンガンやってる時には来てますねー。 荘口 ふんふんふん。 吉田 出したいって存在はわかりますね。 甲斐 僕ねー、僕、すごい言ったんですけど、近眼でタッパないんだよねって言ったら、ゲラゲラ笑われてさ。 吉田 ハハハ(笑)。 荘口 そんなんで、別に。 甲斐 あの、だから昔、前略おふくろ様とかさ、熱中時代とか、太陽にほえろとかやった有名な日テレの清水・・。 吉田 シミキンさん。 甲斐 そう。シミキンさん。ね。シミキンからもずーっとつきまとわれていたんですよ。 吉田 あー、シミキンさん、好きなタイプですもんね。 甲斐 あー、そうですか。 吉田 松田優作さんとか。 甲斐 あ、ショーケン、優作の次に、僕ずっとつけ狙われてたんですよ。2年ぐらい。 荘口 うーん。 甲斐 ”ね、シミキンさん、僕タッパないよ”って言ったら、”お前さ、おかしい。考え方変だ”って言われたもん。 吉田 へぇ〜。その時、出ると言う気持ちにはならなかったんですか? 甲斐 全くなりませんでしたね。いや、本業が忙しかったんで。 吉田 まあ、そうか。よく、あのー、ロックミュージシャン、映画でって言う、よく、海外でもありますよね。 甲斐 僕ねー、絶対やりたいんだったらね、あの、サウンドトラック、主題歌、歌わせて貰って、サウンドトラックやって脇役だったら、僕やりますよ。 吉田 あー、いいですね。おもしろいですね。 荘口 あー。 甲斐 つまり、そのー、”ビリー・ホリデイ”の時のディランみたいな感じ。 吉田 あー。 甲斐 あのね、あの情けない感じ。脇で。いいですよね。 吉田 存在感発揮しますよね。音楽的にもね。 甲斐 そうそうそう。ああ言う感じだったらいいんですよ。 吉田 ふ〜ん。 甲斐 なんて、難しい事、言ってるとね。 吉田 ヘヘヘ(笑)。 甲斐 また、来なくなる。 荘口 ハハハ(笑)。 甲斐 別に、何でもやりますけどね。嘘言えって。 荘口 意外に、来年、お正月ぐらいに、いきなり寿司職人やってたりして。 甲斐・荘口・吉田 (爆) 吉田 髪もバリバリで(笑)。 荘口 やってるよ〜(笑)。髪も切ってるじゃん(笑)。絶対やらなそうですけどね。なんか、まだまだお話、CMの後に、いろいろ伺おうと思いますが、いったんCMでーす。 荘口 えー、スタジオには、引き続き、甲斐よしひろさんをお迎えしているんですけど、今、あの、公開中の映画で、何かハリーさん、おすすめの映画は。 荘口 えー、今日は、90分でわかる、映画と音楽の関係。飲み屋から来た甲斐よしひろさんは、終わってまた、飲み屋に戻って行ってしまいました。 |
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