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赤松グループ、蓮舫氏を支援

民進党の蓮舫参院議員=宮間俊樹撮影

 民進党代表選で、リベラル系の赤松広隆元農相グループは23日、蓮舫代表代行を支援する方針を決めた。党内の各グループで支援決定は初めて。一方、対抗馬擁立を目指す非執行部系と中間派は同日夜、グループ幹部が会合を開き、前原誠司元外相の擁立を念頭に意見交換した。来月2日の告示に向けて動きが活性化している。

     蓮舫氏は23日、東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、「党のイメージを私が代表に就任することで変えたい」と意欲を示した。岡田克也代表について「つまらない男」と冗談を飛ばしたうえで、「人間はユニークさが大事。私にはそれがある」とイメージ刷新に取り組む考えを示した。

     蓮舫氏はこれに先立ち赤松氏と会談した。赤松グループ(約20人)は岡田代表を支える立場で、現行路線の継承を求めている。赤松氏は記者団に「『憲法9条だけは守る』と言い切った。(有力候補の中で)蓮舫氏がよりリベラルな立場に近い」と評価した。

     また蓮舫氏は、旧維新の党グループの江田憲司代表代行らとも国会内で会談し、旧維新グループが掲げた「身を切る改革」などの政策を「我々の党是だ」と評価した。江田氏は蓮舫氏について記者団に「有資格者だと思う」と述べたが、「(代表選は)無投票を回避し、政策論争の場にしたい」とも語り、態度は保留した。

     これに対し、前原氏は若手で擁立論のある玉木雄一郎国対副委員長と会談した。前原氏は「時流は蓮舫氏だ」と語り、党内情勢を慎重に見極める考えを示したという。【朝日弘行、松本晃】

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