トルコ経由穀物輸出で合意 露の代替案、次官表明

ロシアのグルシコ外務次官は6日、カタールの資金援助を受けて100万トンのロシア産穀物をトルコで加工し、アフリカなどの貧困国に送るロシアの新提案について、関係国が「基本的合意に達した」と表明し、間もなく技術面の協議が始まると述べた。インタファクス通信が伝えた。

新提案はロシアが7月に離脱した黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意に代わるもので、ラブロフ外相が8月末、訪露したトルコのフィダン外相に説明。今月4日にロシア南部ソチで行われたプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領の会談でも基本的に一致した。(共同)

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