ロシア西部原発にドローン飛来 「ウクライナの攻撃阻止」
タス通信によると、ウクライナ国境に近いロシア西部クルスク原発に向けて26日夜、ドローン3機が飛来した。ロシア国防省は防空システムで「(ウクライナによる)テロ攻撃を阻止した」と発表。原発は27日、こうした事態を確認した上で「正常に稼働している」と説明した。
クルスク原発の発表では、原発と周辺地域の放射線量に異常はなく、負傷者もいない。
ロシア治安当局に近いメディアが通信アプリ「テレグラム」に投稿したところによれば、ドローン3機のうち1機が使用済み核燃料の貯蔵施設付近で爆発。外部に損傷を受けたという。