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サウジアラビアが初戦で歴史的大金星! メッシ今大会初ゴールのアルゼンチンは37戦ぶりの敗戦に

2022年カタール・ワールドカップ(W杯)グループC第1節のアルゼンチン代表vsサウジアラビア代表が22日に開催され、2-1で逆転勝利したサウジアラビアが歴史的な大金星を手にした。

13大会連続18回目のW杯出場となるアルゼンチンと、2大会連続6回目の出場となるサウジアラビアの対戦。アルゼンチンは、自身いまだ勝ち取れていない悲願のW杯戴冠を目指す主将のリオネル・メッシを筆頭に、アンヘル・ディ・マリア、ラウタロ・マルティネスらがスタメンに名を連ねた。

開始早々の2分にメッシが相手GKの好セーブを強いる枠内シュートを放ったアルゼンチンは、10分にエースが今大会初ゴールを決める。ボックス内でパレデスが倒されると、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定でPKを獲得。キッカーのメッシがゴール左に冷静にシュートを流し込み、W杯通算7ゴール目をマークした。

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これで勢いに乗ったアルゼンチンは続く22分、ゴール前に抜けたメッシがネットを揺らすも、オフサイドで2ゴール目は認められず。さらに27分にも最終ラインを破ったラウタロ・マルティネスがGKとの一対一を制してネットを揺らす。だが、ここもわずかにオフサイドでノーゴールとなる。ハーフタイムにかけてもメッシを中心とした攻撃に出たアルゼンチンだが、追加点を挙げることはできず、1-0のまま試合を折り返す。

迎えた後半も前半と同様の展開になるとみられた中、サウジアラビアが立ち上がりのワンチャンスをモノにする。48分、縦パスからアルブレイカンのパスを受けたアルシェフリがボックス左に流れながらシュート。これがゴール右に決まり、サウジアラビアが1-1のタイスコアにした。

すると、これで勢いに乗ったサウジアラビアがもう一発決めてみせる。53分、ボックス左角で粘り強くボールを奪ったアルドサリが力強く右足を一閃。鋭いシュートがゴール右上に突き刺さり、サウジアラビアが勝ち越し弾を挙げた。まさかの逆転弾に、国際映像では頭を抱えて呆然となるアルゼンチンサポーターが映し出された。

終盤にかけてはアルゼンチンがギアを上げて同点弾を狙いにいく。しかし、勇気をもって最終ラインを高く保って集中を維持するサウジアラビアの守備をなかなか崩しきれない。

結局、アルゼンチンは最後まで2点目を挙げることができず、そのまま試合終了。2019年7月に行われたコパ・アメリカ2019準決勝のブラジル代表戦以来、37試合ぶりの黒星となった。一方、FIFAランキング51位のサウジアラビアは、同3位のアルゼンチンを初戦で下すという大番狂わせを披露し、大きな勝ち点3を手にした。

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