クイーン・エリザベス、横浜港に3年ぶり寄港
世界的に有名な豪華客船「クイーン・エリザベス」が19日、横浜港の大黒ふ頭客船ターミナルに3年ぶりに寄港し、報道陣に船内が公開された。横浜市が式典を主催し、3年ぶりの入港を歓迎した。
全長は横浜ランドマークタワーとほぼ同じ294メートルで、定員は2081人。今回はオーストラリアからパプアニューギニア、フィリピン、長崎を巡って横浜港に寄港した。ゴールデンウイーク期間中は日本各地を回る予定だという。
船内は客室がスイートからシングルまで全12タイプ、計1045室ある。レストランやバーも複数あり、おしゃれな食事が楽しめる。
シアターは3フロア吹き抜けの造りになっており、約850席ある。図書室には日本の本も含めて約6千冊の蔵書を備える。カジノやプール、スポーツジムなどもあり、乗船客が船内生活を楽しめる工夫がされている。