記録的な猛暑と少雨は、県内の園芸産地にも影響を及ぼしている。本県の代表的な農産物の一つ、「茶豆」も水不足がたたり、実りを待たずに枯れる事態が発生している=18日、新潟市西区
 記録的な猛暑と少雨は、県内の園芸産地にも影響を及ぼしている。本県の代表的な農産物の一つ、「茶豆」も水不足がたたり、実りを待たずに枯れる事態が発生している=18日、新潟市西区

 新潟県の渇水情報連絡会が8月18日、県庁で開かれ、一部地域で稲の枯死や、枝豆など園芸作物の品質低下の被害が出ているほか、貯水率0%となっている農業用ダムがあることが報告された。県は市町村と連携し、被害状況の情報収集を進めている。新潟地方気象台の担当者は、今後1週間は内陸部で夕立など一時的な降雨に見舞われやすくなると説明した。ただ、海岸沿いや平野部では降雨がない可能性がある。

 連絡会は、連日の猛暑...

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