はやぶさイレブンFW永里優季 後半39分から出場 チームメートとのイメージも「少しずつ合ってきている」

永里優季
永里優季

◆神奈川県リーグ2部 ブロックD▽第4節 はやぶさイレブン5―0フットワーククラブ(1日)

 神奈川県リーグ2部「はやぶさイレブン」に期限付き移籍中のFW永里優季は厚木市で行われたリーグ戦第4節のフットワーククラブ戦で後半39分から出場。18日のデビュー戦に続き、約10分間ピッチに立った。試合は湘南などでプレー経験もある兄・FW源気のハットトリックなどで5点を奪う大勝。1部昇格に向け開幕4連勝で首位の座を守った。

 この日は右サイドでプレー。はやぶさイレブンの練習ではあまりやってこなかったというが、攻守にわたり豊富な運動量を見せ、中盤の選手と連係して攻撃を組み立てるシーンもあった。ボールに触る回数は多くなかったが、ゲームを締める役割を果たし「チームとしてはしっかり点を取って無失点で終われたというところで良かった」と勝利への喜びを口にした。

 9月に加入してから常に意識しているのはコミュニケーションを取ること。サッカーでのイメージの共有も「少しずつ合ってきていると手応えは感じている」。ピッチ内外でチームの手助けになりたいと話し、和気あいあいとチームに溶け込んでいる様子も見られた。

 チームメートのMFジャーメインアレクサンダー正も、ともにプレーできる喜びを語り「次はもっと長い時間一緒にできるように僕が体力つけて試合長く出られるようにするんで!」と気合のコメント。ムードメーカーは「ダメだ! カメラ多いと緊張」と永里優や多くの報道陣の笑いを誘った。

 リーグ戦は残り2試合。永里優は「もう少し得点に絡めるようなプレーやチームメートとの連係を深めて挑んでいけたら」と気持ちを新たに次節(8日)を見据えた。

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