中国の太陽光発電は、部品の圧倒的な低価格と政策面での支援を追い風に、恐ろしいほどのハイペースで成長を遂げた。だが今、その成長は減速しつつある。送電グリッドの限界が次々に露呈し、市場改革によって発電事業者は先行きに不透明感を抱き、太陽光発電に都合の良い屋上スペースも残り少ないからだ。
- 経済デフレとゼロ金利制約との闘い、終焉視野に入った=内田日銀副総裁
日銀の内田真一副総裁は27日、金融研究所主催の「2024年国際コンファランス」で基調講演し、3月の政策変更で短期金利を主な政策ツールとする金融政策の枠組みに戻ったことは、日銀が直面してきた「ゼロ金利制約」を克服したことを意味すると指摘した。インフレ予想を2%で定着させていくという大きな課題は残っているものの、「デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉は視野に入った」と語った。
- ワールド英労働党党首、パレスチナ国家承認の意向 和平プロセスの一環で
英野党・労働党のスターマー党首は24日、総選挙で勝利すればパレスチナ国家を承認したいが、承認は和平プロセスの適切な時期に行う必要があると述べた。
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MS&ADインシュアランスグループホールディングスは27日、グループで保有する約3.6兆円の政策株式売却で得た資金のうち、米国やアジアでの事業投資など成長投資に2.1兆円程度を充てると発表した。0.8兆円程度は株主還元の資金とする。
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今週の外為市場でドル/円は、底堅い展開が予想されている。低金利の円が売られやすい状況は変わらず、月末週で実需のドル買いが出やすいことも支えとなる見通し。ドル/円の上値では介入警戒感が強まるため、対ドル以外の通貨に対して円安が進む可能性を見込む声も出ている。
- 投資信託ロシア事業手掛ける欧州の銀行は多くのリスクに直面=米財務長官
イエレン米財務長官は25日、ロシアで事業を行う欧州の銀行のリスクは高まっているとして、戦争のための取引を支援している銀行への二次的制裁の強化を検討していると述べた。
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