「話せることがありません」千賀滉大悔しさあらわ　7回1失点でも、2年ぶり規定投球回到達でも

　◆西武3－1ソフトバンク（1日、ベルーナドーム）

　先発のソフトバンク千賀は7回1失点の力投で2年ぶりに規定投球回をクリアした。引き分け以上ならリーグ優勝が決まる大一番で3回まで走者を一人も許さない完璧な立ち上がり。両チーム無得点の4回1死で源田にこの日初めての安打となる中前打を許すと、安打と四球で1死満塁とされ、栗山には初球のフォークを中前先制打とされた。その後のピンチをしのぎ、追加点は許さず。打線の援護がなく12勝目はならなかったが、エースの意地は見せた。それでも「今日の投球に関しては話せることがありません。明日はチームメートを信じて応援します」と悔しさをあらわにした。