ヤクルトの山田哲人(24)が1日、マツダスタジアムで行われた広島との今季最終戦で、同一シーズンで打率3割、30本塁打、30盗塁をマークする「トリプルスリー」の金字塔を2年連続で打ち立てた。2度の達成はプロ野球史上初の快挙。
山田は9月6日に30盗塁を決めて、トリプルスリーの条件を満たして確実とした。しかし、1試合3本塁打を放った翌日の阪神戦で背中へ死球を受け、打席で踏み込めなくなり、シーズン終盤にスランプを経験した。
この日「3番・二塁」で先発出場したが、無安打に終わり、記録に花を添えることはできなかった。試合は広島が3-1で勝利した。