【10月5日 AFP】ウクライナ内務省は5日、昨年のロシアによる侵攻開始以降、多数の民間人を含む2万6000人以上が行方不明になっていると明らかにした。

 レオニード・ティムチェンコ(Leonid Tymchenko)内務次官はテレビ放送で「現時点で2万6000人以上が、特殊な状況で行方不明になっている。うち1万1000人が民間人で、約1万5000人が軍関係者だ」と述べた。

 内務省報道官によると、この人数には正式に確認された人しか含まれていないため、不明者数は今後さらに増える恐れがあるという。

 ロシア軍がウクライナの領土の約5分の1を占領していることに加え、両国共に戦死者数の定期的な公表は行っていないため、正確な不明者数を把握するのは難しい。(c)AFP