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NEWS、20周年は〝お祭り〟 東京ドーム公演でファン5万5000人熱狂 2008年1月から全20公演で112万人動員

2023年12月21日 04時00分

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熱唱するNEWSの(左から)小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキ

熱唱するNEWSの(左から)小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキ

  • 熱唱するNEWSの(左から)小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキ
  • 熱唱するNEWSの(左から)小山慶一郎、増田貴久、加藤シゲアキ
  • 恐竜のコスプレで登場したNEWSの増田貴久。右は加藤シゲアキ、左は小山慶一郎
 今年9月に結成20周年を迎えた3人組アイドルグループ「NEWS」が20日、東京ドームで「NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 in TOKYO DOME BEST HIT PARADE!!!~シングル全部やっちゃいます~」を開催し、集まったファン5万5000人を熱狂させた。同所での公演は2019年1月以来約5年ぶりで、小山慶一郎(39)、加藤シゲアキ(36)、増田貴久(37)の3人体制になってからは初めて。公演は同所で21日にも行われ、08年1月からの同所での全20公演で112万人を動員する。
 NEWSは9人組でデビューしたが、錦戸亮(39)らがグループを脱退。20年6月には手越祐也(36)が脱退し、現行の3人体制となった。
 この日の公演は03年のデビューシングル「NEWSニッポン」から11月発売のニューシングル「ギフテッド」まで、両A面、トリプルサイドシングルも含む計30枚全40曲を披露。メンバーにとってもファンにとっても〝お祭り〟のメモリアル公演となった。
 開演前から観客の大合唱が巻き起こる中、3人がステージに登場。1曲目に応援歌の「U R not alone」を全力で熱唱。増田は早くも感極まった様子で声を震わせた。オープニングから飛ばし過ぎたため、序盤にもかかわらず小山は息を切らして「1回水を飲もう。脱水症状になっちゃう」と加藤と増田に水分補給を促した。
 アイドルと小説家の〝二刀流〟で活躍する加藤は、小説家としての最新作「なれのはて」(講談社)が「第170回直木賞」の候補に選出されている。メンバーから名前を呼ばれると、加藤は「誰だと思ってんだよ、第170回直木賞候補です。2作連続直木賞候補です。気安く話しかけないで!」と返し笑わせた。
 元メンバーをいじるひと幕も。手越がサッカー関連の番組に起用された際のテーマ曲「BLUE」(18年)など3曲はメドレーで披露。小山は「アイツいねーんだもん。歌えねーよ」とメドレーにした理由を明かした。
 10年以降、NEWSのコンサート衣装の多くを手がける増田だが、場内のスペースに用意した歴代の衣装コレクションを公開。小山は錦戸が着用していた衣装を手にして「元気にしてるかな?」とつぶやいてファンを喜ばせた。
 終盤は「ギフテッド」に収録されたメンバー作詞作曲による「ROOOTS」を初披露し、ヒット曲「weeeek」で全シングルを歌い切った。ラストは8月発売のアルバム「NEWS EXPO」の収録曲で、3人の深い絆が歌詞にうかがえる「劇伴」を熱唱した。

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