今年のダービー卿CTで復活Vのクルーガーが屈腱炎で引退 トルコで種牡馬に

スポーツ報知
昨年の豪州遠征では、クイーンエリザベスSでウィンクス(右)の2着に食い下がったクルーガー

 16年の読売マイラーズC、20年のダービー卿CTと重賞2勝のクルーガー(牡8歳、栗東・高野友和厩舎)が現役を引退することが12月22日、キャロットクラブのホームページで発表された。放牧先のノーザンファーム空港で左前脚屈腱炎が判明したためで、今後はトルコレーシングクラブのオファーを受けて、トルコで種牡馬入りすることが決まった。

 父キングカメハメハ、母アディクティド(父ディクタット)の血統で、14年11月に京都でデビュー。4歳時の16年1月にオープン入りすると、同年4月の読売マイラーズCで重賞初勝利。その後は白星から遠ざかったが、7歳を迎えた19年には春、秋にオーストラリアに遠征。連闘で臨んだ4月のクイーンエリザベスSではウィンクスに続く2着に入った。帰国後、8歳を迎えた今年4月のダービー卿CTで4年ぶりの勝利となる重賞2勝目を挙げた。その後に挑戦した安田記念(14着)が結果的にラストランとなった。通算戦績は27戦6勝(うち海外4戦0勝)。

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