三井ガーデンホテル千葉、11月に営業終了 1989年開業の街のランドマーク 2025年1月、新ブランド開業へ

千葉市の中心市街地に立地する三井ガーデンホテル千葉=15日
千葉市の中心市街地に立地する三井ガーデンホテル千葉=15日

 千葉市中央区の「三井ガーデンホテル千葉」が11月9日で営業を終了することが分かった。運営する三井不動産ホテルマネジメントが15日までにホームページで明らかにした。別の会社が施設の運営権を買い取り、来年1月に「ロイヤルパインズホテル千葉」として開業する予定。

 三井ガーデンホテル千葉は1989年8月に千葉中央ツインビル1号館の12~17階にオープンした。千葉市の中心市街地に立地。宴会場やレストランもあり、ビジネスやレジャー目的の宿泊客のほか、結婚式や講演会などの催しで地元住民に利用されてきた。

 千葉都市モノレール葭川公園駅から徒歩2分と利便性も高く、街のランドマークともなってきた同ホテル。三井不動産ホテルマネジメントによると、直近の客室稼働率は順調に推移しており、営業終了は会社全体の戦略に基づく判断という。

 同社担当者は「コミュニティーホテルとしてたくさんの方にご利用いただいてきた。近隣住民や利用客に感謝している」と話した。


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