プロ野球

巨人の後任監督人事 白石オーナー「できるだけ速やかに」

会見を終えた巨人・原辰徳監督(右)は白石興二郎オーナー(左)とがっちり握手を交わす =19日午後、東京・大手町の読売新聞東京本社 (撮影・大橋純人)
会見を終えた巨人・原辰徳監督(右)は白石興二郎オーナー(左)とがっちり握手を交わす =19日午後、東京・大手町の読売新聞東京本社 (撮影・大橋純人)

 巨人の白石オーナーは19日、原監督の後任人事について「簡単にはいかないが、できるだけ速やかに、ファンが『この人なら』と納得してくれるような形で決めたい」との考えを示した。

 白石オーナーは「巨人の監督となれば候補者は自ずと絞られてくる」と人選が進みつつあることも示唆。22日のドラフト会議へ新監督が出席する可能性について「できれば間に合わせたいが、確約はできない」とした。

 新指揮官の条件は(1)原野球を継承し発展させる人(2)新しい風を吹き込んでくれる人-の2点。「(監督交代で)ギアチェンジするのだから、自分の転がし方(運転の仕方)、指導力で率先してチームを引っ張ってほしい」と求めた。

 後任には川相昌弘ヘッドコーチや高橋由伸兼任コーチの内部昇格、OBで評論家の江川卓氏の招(しよう)聘(へい)などが検討されているとみられる。

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