全27作品にも及ぶ「ゴジラ」激闘の50年を、オリジナル・デジパック+ピクチャー・レーベルで特製ボックスに収納した30枚組完全版DVDボックス。さらに今後リリースされる最新作『GODZILLA FINAL WARS』(2004年12月4日公開)のジャケットも、統一デザインのデジパックで先行付属。本作を収納すれば、コレクションはコンプリート!
『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』で怪獣の造形を担当した品田冬樹氏が、初代ゴジラの頭部を着ぐるみサイズで再現。彩色済みソフトビニール製のヘッドと、DVD-BOXをディスプレイできる台座が付属。
1枚用デジパック28巻(『GODZILLA FINAL WARS』先行ジャケットを含む)と、映像特典用3枚組デジパック1巻を収納する、ゴジラの肌をイメージした堅牢な収納用カートンボックスが付属。
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デジパック29巻(うち1巻は3枚組用)を収納するボックスは、総重量・約4キロに耐えられるだけの丈夫な紙素材と製函技術を駆使した自信作です。表面には厚手のマットビニール・コーティング加工を施し、一段と堅牢さを増した仕様になっています。
全面を覆うテクスチャー(地紋)は、お気づきのように「ゴジラの肌(スキン)」を模した柄になっています。今回の「ゴジラ ファイナル ボックス」のポスターや広告をご覧になられた方はご存じだと思いますが、このゴジラ・スキンのリアルで重量感のあるテクスチャーが、全面にシンボリックに使われています。
今回製作したゴジラ・ヘッドのスキンと同じものを、実際にそのゴジラ・ヘッドの原型を製作した造形家・品田冬樹氏に依頼し、平面でも立体的に見えるような最終の印刷処理を前提にして製作していただきましたが、デフォルメさせた新作スキンはヘッドのスキンとはあまりにも似ても似つかぬもので、採用を断念。そこで品田氏の倉庫に眠っている『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃』のタイトルバックにも使われた、本物のゴジラ・スキンを探し出して撮影しましたが、これでも全然凹凸感が足りずNG、、、、。
最終的にこのゴジラ・スキンの元となったのは、白亜紀の地層に露出していた石炭層の表面を立体スキャンし、それを元に3DCGで描いた凹凸を再度、もとの石炭層のデータに戻して写真的な調整を施したものです。試行錯誤を繰り返したゴジラ・スキンでしたが、そのヒントはゴジラが眠っていたであろう太古の昔の、ゴジラの生まれ故郷にありました。
写真 『ゴジラ モスラ キングギドラ 大怪獣総攻撃のタイトルバック』(左)と その撮影で使用したゴジラ・スキン(右) |
50年以上にわたりゴジラ映画を彩ってきた劇場版の各種ポスター・宣材物などを中心に構成した、ファン必携のピクトリアル・ブックレット(A4版・オールカラー)が付属。
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今回、新たに企画編集されたこのピクトリアル・ブックレットの最大の特長は、ポスターなどの図版を可能な限り大きく収録していることです。また、これまでに様々なポスター本や資料集などが出版されましたが、このピクトリアル・ブックレットはその集大成ともいうべき構成で、ゴジラ映画50年の歴史の中で製作された数百点にのぼる宣材物から厳選した図版を、最高のクオリティで再現。高級美術印刷の粋を集めた仕上がりとなっています。
収録図版の選考にあたってはB2(半裁)ポスターを基本とし、さらに大型宣材や特殊宣材も適宜収録しています。
たとえば『モスラ対ゴジラ』では、1964年4月29日の初公開時のポスター。第1回目の東宝チャンピオン祭りとしてリバイバル上映された1970年12月19日版のポスター。そして最後の東宝チャンピオン祭りとして再々映された時の、漫画家・松本零士氏が描き下ろしたゴジラのイラストがフィーチャーされた1980年3月15日公開版のポスターと、ゴジラ映画50年の変遷も楽しめる編集になっています。
写真 3パターンの『モスラ対ゴジラ』ポスター |
特典映像ディスク「ゴジラ スペシャル・アーカイブス(3枚組)」の構成が明らかになりました。合計378分プラス静止画の圧倒的なボリュームをご堪能下さい。
※収録の映像の名称が、これまでのご案内から改めましたが、内容は変更ありませんので、予めご了承下さい。
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ディスク1
◆『怪獣王ゴジラ(海外版)』モノクロ スタンダード 79分 英語(日本語字幕オン・オフ可能)
昭和29年作品『ゴジラ』の海外公開版です。
レイモンド・バー扮する通信社特派員スティーブ・マーチンが日本で遭遇した、巨大怪獣事件!という視点から編み直された『ゴジラ』です。
アメリカで大ヒットを記録し、日本でも凱旋公開されました。
これまでにVHSが発売され、10年前にはゴジラ生誕40周年記念レーザーディスクボックスとして限定発売でディスク化されていました。
今回は日本国内では初のDVD化で、日本語字幕のオン/オフが選べます。
ディスク2
◆「SF 怪獣シンセサウンド ゴジラ伝説」 45分
◆「SF交響ファンタジー ゴジラファンタジー」 45分
◆「復活! ゴジラファンタジー」 45分
ゴジラ音楽集ともいえるディスク。
「SF 怪獣シンセサウンド ゴジラ伝説」は東宝特撮の名曲を、井上誠氏がアレンジし、シンセサイザーで演奏したもの。
「SF交響ファンタジー ゴジラファンタジー」は伊福部昭氏の「SF交響ファンタジー」に『ゴジラ』他、東宝特撮映画の名場面集を合わせたもの。厚みのある交響楽に、大スケールの特撮映像が楽しめます。
「復活!ゴジラファンタジー」は『ゴジラ』(1984)から『ゴジラvsデストロイア』までのオリジナルサウンドトラックで編んだ名場面集です。
ディスク3
◆「サウンドコレクション ゴジラvsメカゴジラ 〜レコーディングライブ〜」 40分
◆「幻のゴジラ未使用フィルム 〜ゴジラ合成画面を検証する〜」 17分
・川北紘一特技監督による解説
・ゴジラ特殊撮影によせて -富岡素敬キャメラマンコメント-
・ゴジラ(1954)合成画面検証
・ゴジラの逆襲(1955)合成画面検証
・モスラ対ゴジラ(1964)合成画面検証
◆「東宝特美造形部列伝」 41分
・開米栄三氏インタビュー
・ゴジラ1954製作日誌
・安丸信行氏・小林知巳氏インタビュー
◆「ゴジラ・秘蔵映像集」 66分
・川北紘一特技監督による解説
・「モスラ対ゴジラ」未使用フィルムによるダイジェスト
・「ゴジラの息子」未使用フィルムによるダイジェスト
・「ゴジラ対メガゴジラ」未使用テイク映像
・「がんばれ!ゴジラ」
・「怪獣プラネット ゴジラ」ゴジラクイズ
・「怪獣プラネット ゴジラ」プレショー
・「怪獣プラネット ゴジラ」本編
・「夏休みゴジラツアー2000」
・「ゴジラ スーパーバトル2001」
・50年をむかえたゴジラについて - エンディング
◆ゴジラ・ピクトリアルスケッチ全公開 (静止画)
「サウンドコレクション ゴジラvsメカゴジラ 〜レコーディングライブ〜」はスクリーンを見ながらオーケストラが演奏するという、現在では珍しい音楽録音風景を5台のカメラで収録したもの。これも初のDVD化です。
そして、本商品のために作られた映像特典集は大きく4つに分けられています。
1:「幻のゴジラ未使用フィルム〜ゴジラ合成画面を検証する〜」
『ゴジラ』(1954)『ゴジラの逆襲』『モスラ対ゴジラ』の合成カットを検証します。意外なカットに合成が使われていたり、思いもよらぬところに合成のラインが隠されていたりと、当時の素晴らしい合成テクニックが解ります。
2:「東宝特美造型部列伝」
開米栄三氏、安丸信行氏、小林知巳氏ら、東宝特撮を支えた造型スタッフにインタビューを行い、ゴジラ誕生の秘密に迫りました。
3:「ゴジラ秘蔵映像集」
『モスラ対ゴジラ』『ゴジラの息子』『ゴジラ対メカゴジラ』の未使用カット、さらにイベント用に製作された「がんばれ!ゴジラ」、サンリオピューロランドで上映された「怪獣プラネット」を収録。さらに、東宝スタジオで行われたゴジラショー、東武ワールドスクウェアでのゴジラショーの映像も収録。盛り沢山です。
4:「ゴジラ・ピクトリアルスケッチ全公開」
『ゴジラ』(1954)製作のために描かれたピクトリアルスケッチを全カット収録しました。これは静止画になっています。
※ゴジラ・ヘッド、ピクトリアル・ブックレットのデザイン、仕様をはじめとした商品の詳細につきましては、このページで最新情報を随時更新いたします。ご期待下さい!!
※各ディスクの仕様、映像特典の内容は、すべて既発売商品と同じです。(2〜3枚組の商品の場合はDISC-1と同じ仕様・内容です)
※商品の仕様及びデザインは予告なく変更になる場合がございますのでご了承ください。