ロシア黒海艦隊司令官を「殺害」、先週の攻撃で=ウクライナ特殊部隊

[キーウ 25日 ロイター] - ウクライナ特殊作戦部隊は25日、南部クリミアのセバストポリにあるロシア黒海艦隊司令部に対する22日の攻撃で、同艦隊のビクトル・ソコロフ司令官が死亡したと発表した。
ロシア国防省はソコロフ司令官の死亡を巡るロイターの取材に対し、今のところ応答していない。
ウクライナ特殊作戦部隊は25日、南部クリミアのセバストポリ(写真)にあるロシア黒海艦隊司令部に対する22日の攻撃で、同艦隊のビクトル・ソコロフ司令官が死亡したと発表した。13日撮影。提供写真(2023年 ロイター/BlackSky/Handout via REUTERS)
ウクライナ軍はロシアが2014年に一方的に「併合」したクリミアのほか黒海周辺への攻撃を強めており、22日にロシア黒海艦隊司令部の攻撃に成功したと表明。ロシア国防省は同司令部が少なくとも1発のウクライナ軍のミサイル攻撃を受け、軍人1人が行方不明になっていると発表していた。 もっと見る
ウクライナ特殊作戦部隊はこの日「ロシア黒海艦隊司令部に対する攻撃で同艦隊の司令官を含む34人の将校が死亡した。このほか105人の軍人が負傷した。司令部の建物は復旧できない状態にある」と対話アプリ「テレグラム」に投稿した。
ウクライナ特殊作戦部隊が死傷者の数をどのようにして確認したのかは現時点で分かっていない。

※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab