(左から)石川ひとみ、太川陽介、柏原芳恵、岩崎良美
26年ぶり『レッツゴーヤング』の司会は、太川陽介&石川ひとみのコンビでも復活。当時と変わらぬ、爽やかさを印象づけた。

昨年11月23日、『レッツゴーヤング』のコンサートが一夜限りで催され、当時の公開収録現場だったNHKホールを会場に、新田純一(49)、大場久美子(52)、南野陽子(45)ら、13組のアイドルたちが集結していた。

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写真ギャラリー(柏原芳恵、大場久美子、岩崎良美、石川ひとみ、太川陽介、大沢逸美、新田純一、南野陽子) - 『レッツゴーヤング』のコンサートから

「レッツヤン」の愛称で親しまれていた、歌謡番組。その復活コンサートから、およそ1ヶ月を経過した8日。都内のスタジオに、司会の二人と柏原芳恵と岩崎良美が顔を揃え、当時の懐かし映像やコンサートを終えた感想などについて、トークを繰り広げた。

石川ひとみ(53)と太川陽介(53)
石川ひとみ(53)と太川陽介(53)。3年半にわたり、二人で司会を務めていた

柏原芳恵(47)と岩崎良美(51)
柏原芳恵(47)と岩崎良美(51)。お互いの“お気に入り楽曲”について…岩崎は、柏原の「No.1」を。柏原は「赤と黒」だと話した


1974年〜86年にかけて、NHKで放送された歌謡番組。スポットライトを浴びていたアノ頃…アイドル時代を振り返った、柏原。「当時。他の出演者と挨拶を交わしたけど、会話をしたことが無かった」と神妙な表情で打ち明けた。それを聞いた、太川は「みんなイッパイ、イッパイ。余裕が無かったからね」と同感したコメントを返した。

「塾と学校の往復だけだった、私。いきなり芸能界に飛び込んで(14歳でデビュー)、ひかれたレールの上を突っ走るだけだった」と、柏原。「周りは、大人の人ばかりで…。世間話も出来なかった。なので、この間のコンサートで、他の方々と会話ができて、嬉しかった」とニッコリ。笑顔をみせていた。

それらのやり取りに「みんな大人になったからね〜」としみじみと発言したのは、石川だった。

その余裕をみせた、石川。26年ぶりのステージについての感想は「お家に帰ってきたという安心感に包まれた感じ」と表現した。

太川は、男性目線のコメントを披露。10代だった柏原の衣装を見て「ひざ上15cmのミニスカートだね」と嬉しそうに話し、歌手の後ろで踊っていたスクールメイツについて「テニスウェアで登場したりして、元気が良いのが、特徴だった。そして、脚が立派だった」と紹介。すると、石川から「そんなところを見ていたの?」と突っ込まれると「いや、健康的だった」と言い直していた。

これら4人のトークと太川陽介がセレクションした秘蔵映像集などを交えて、番組化。12日の午後10時から、BSスカパー!(BS-241ch)で、「レッツゴーヤングコンサート 2012 トーク&ライブ」として放送される。

また、コンサートの模様は、2月17日。CS放送「歌謡ポップスチャンネル」(CS329ch)でタップリと放送される。

■「レッツゴーヤングコンサート2012」のセットリスト
(昨年11月23日、東京・渋谷のNHKホールにて)
1、全員 ♪ムーンライト・カーニバル
2、ザ・リリーズ ♪好きよキャプテン
3、竹本孝之 ♪てれてZIN ZIN
4、柏原芳恵 ♪春なのに ♪ハロー・グッバイ
5、大場久美子 ♪スプリング・サンバ ♪キラキラ星あげる
6、岩崎良美 ♪タッチ
7、石川ひとみ ♪くるみ割り人形 ♪まちぶせ
8、太川陽介 ♪Lui Lui
9、大沢逸美 ♪ジェームス・ディーンみたいな女の子
10、新田純一 ♪ハニーハニーSunshine Girl
11、森口博子 ♪夢がMORI MORI
12、南野陽子 ♪楽園のDoor ♪吐息でネット
13、城みちる ♪イルカにのった少年
14、伊藤咲子 ♪ひまわり娘
15、全員 ♪ムーンライト・カーニバル

岩崎は、他のステージを見て「どの出演者の方もステキに見えたのですが、ザ・リリーズさん」と、一番印象に残った歌手をあげた。「トップバッターだったし、歌い出しの、好きよ好きよ♪のフレーズで、鳥肌が立った」と紹介していた。