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JXTG、全給油所を「エネオス」に統一へ…「エッソ」「モービル」「ゼネラル」は消える
JXTGエネルギーが、4つある給油所(ガソリンスタンド)のブランドを全て「ENEOS(エネオス)」に一本化する方針を固めたことが5日、分かった。数年かけて切り替えを完了させる見通し。ガソリン需要が縮小する中で、ブランドを統一して運営を効率化し、消費者の利便性を高める狙い。
JXTGエネルギーは、旧JXエネルギーと旧東燃ゼネラル石油が今年4月に合併して発足した。JXTGの給油所の全国シェアは4割程度。東燃ゼネラルが使っていた「エッソ」と「モービル」「ゼネラル」のブランドの給油所計3千カ所強と、JXのENEOSの約1万カ所を併用している。
エッソとモービルは東燃の親会社だった米エクソンモービルのブランドで、日本で半世紀にわたり掲げられてきた看板が姿を消すことになる。