• X
  • facebook
  • hatena-bookmark
  • コメント

ロシア、元受刑者に突撃命令 ウクライナ前線、損耗7割も―米研究所

配信
ウクライナ東部ドネツク州アウディイウカの様子=18日(AFP時事)

ウクライナ東部ドネツク州アウディイウカの様子=18日(AFP時事)

 米シンクタンク戦争研究所は30日、ロシア軍が包囲を進めるウクライナ東部ドネツク州の最前線に位置するアウディイウカなどに、元受刑者らでつくる突撃部隊「ストームZ」を投入していると指摘した。砲撃の支援なしに決死の突撃を命じており、ストームZの損耗率は「40~70%」というロシア側の情報もあるという。

「ロシア軍、命令不服従なら処刑」 米高官が指摘

 恩赦と引き換えにした元受刑者の兵員採用は、かつて民間軍事会社ワグネルが担い、現在は国防省が主体となって継続。今年5月にロシア側による完全制圧が宣言された激戦地ドネツク州バフムトでは受刑者ら数万人が戦死したとされるが、ワグネルの創設者プリゴジン氏の死後も「捨て身」の作戦に変更はないようだ。

最終更新:

関連記事

こんな記事も

国際用語

国際

ページの先頭へ
時事通信の商品・サービス ラインナップ