御嶽海、最速所要2場所新十両!逸&遠藤らと並んだ

2015年5月28日6時0分  スポーツ報知

 番付編成会議では、春場所に幕下10枚目格付け出しでデビューした御嶽海(22)=出羽海=と高木改め高立(たかりゅう、23)=木瀬=の新十両を決めた。御嶽海は逸ノ城、遠藤らと並び昭和以降最速となる初土俵から所要2場所での昇進。高立は58年の年6場所制以降では5位タイ(幕下付け出しは除く)の速さの初土俵から所要8場所で新十両となった。再十両は徳真鵬(31)=木瀬=のみ。

 昭和以降最速タイの所要2場所で昇進した御嶽海は、長野県からは元幕内・大鷲以来47年ぶりの関取。東京・墨田区の出羽海部屋で会見に臨み「突き、押しを磨き、名古屋場所で勝ち越したい」と言葉に力を込めた。しこ名は昨年9月の噴火で犠牲者を出した御嶽山に由来し「少しでも元気を与えられるような相撲を取りたい」と地元へ思いをはせた。

 ◆御嶽海 久司(みたけうみ・ひさし)本名・大道久司。1992年12月25日、長野・上松町生まれ。22歳。出羽海部屋。15年春、幕下10枚目格付け出しで初土俵。179センチ、149キロ。得意は突き、押し。

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