J1鳥栖・高橋秀が語る秘話「朝日山」が呼んだ連敗脱出

西日本スポーツ 末継 智章

 J1サガン鳥栖のMF高橋秀人(32)が2日、クラブの公式インスタグラムでライブ配信を行い、鳥栖在籍通算15年目のMF高橋義希(34)らと過去の試合にちなんだ秘話を紹介した。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、サポーターと交流を深めるため高橋秀が発案した。

 3-1で勝利して連敗を7で止めた2018年5月6日のホーム清水戦の話題では、鳥栖がかつて体力強化のため練習で登った朝日山(佐賀県鳥栖市)の話になった。連敗中に高橋秀がインターネット上で「朝日山に登れ」という書き込みを発見。清水戦の前、高橋義に山を案内してもらい、当時の話を聞いて鳥栖のタフさを再認識した。

 清水戦では高橋義がトップ下で積極的にプレスを仕掛け、3点目をアシスト。高橋秀は「朝日山の話を聞いたから、後ろにいた僕もプレスに(連動するため)必死でついた。よっちゃん(高橋義)はいい伝統を教えてくれている」と感謝した。

 FW金森健志(26)も出演し、経営難が取り沙汰される現状を踏まえ「鳥栖がいろんな面で大変な今こそ選手もサポーターも一つになるべきだ」と結束を呼び掛けた。高橋秀は今後も不定期で配信する予定。(末継智章)

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