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矢沢永吉、デビュー50周年を経た150回目の武道館に喜び 無念の中止から1年「みなさんにまたこうやって会うことができました」
ロック歌手・矢沢永吉（74）が14日、東京・日本武道館で、全国アリーナツアー『EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2023「Welcome to Rock’n’Roll」』東京4Daysの初日公演を開催した。この日は、矢沢にとって通算150回目となる日本武道館公演。当初は昨年12月20日に開催予定だったが、のどの不調により断念し、1年越しに記念公演を実現させた。
矢沢は、伝説のロックバンド・キャロルの解散から5か月後の1975年9月21日にソロデビュー。1977年8月26日に、日本人ロックアーティストとして初めて日本武道館でコンサートを開催し、この日前人未到の通算150回目となる武道館のステージに立った。
当初は昨年12月20日に開催予定だったが、のどの不調により断念。1年越しの公演実現ということで、会場に集まった1万4000人のファンは、開演数十分前から拍手と歓声を上げる白熱ぶりとなった。その熱気を真正面から受け止めるかのように、暗転後のスクリーンにはステージ袖で大歓声に体を揺らす矢沢の姿が映し出された。
そのままステージへ姿を現した矢沢は、両手で満員の客席をあおりながら「さまよい」でコンサートをスタートさせた。手拍子、合唱、お馴染みのマイクスタンドパフォーマンスも飛び出し、冒頭からフルスロットル。「Rock’n’Roll！」という叫びに会場全体が呼応した。
序盤のMCでは、「たまんねぇよ、たまんねぇよ！」と興奮を伝えながら「150回武道館、ようこそいらっしゃい！」とあいさつし、会場の熱をさらに高めた。その後、「たくさん手紙をもらいます。『YAZAWAを観ないと年が越せないよ』って」とファンから寄せられた声を紹介。
「コロナが来て、ライブはもちろん、できないことがいっぱいあった。たとえオープンしたとしても、最初の1〜2年は全員マスクで、YAZAWAコールも禁止。みんなよく我慢してここまで来てくれたんですよね」と寄り添い、“その分も”と言わんばかりに多彩な楽曲群を披露していった。
中盤のMCでは、「去年50周年をやりました。50年だよ…」としみじみ。同世代はもちろん、子どもや孫世代のファンからも「74歳とは思えない」という言葉をもらうと言い、「周りの70代は間違いなくおじいちゃんだって。友だちに聞いても『永ちゃんが変だよ』って言われて、そうなのかなぁ…うれしいです」と笑いながら、「YAZAWAを応援してくれてどうもありがとう。それできょう、150回目の武道館を迎えられた。もう…男として最高だよ」と喜びをかみ締めた。
さらに「武道館は独特の雰囲気があるね。僕がずっとそう思ってやってきたからなのかもしれないけど」と笑い、「去年はツアーの最後が150回目ということで、バチッとキメてうまい酒をガツガツ飲もうと思っていたんです。でも、朝起きた瞬間からおかしかった。ただ、その時点ではまだ時間があったから…いろいろやりましたよ」と、のどの不調で中止となった去年を回顧。「それが去年の最後。そして、今年一発目の武道館が150回目。みなさんにまたこうやって会うことができました。ありがとう」と感謝した。
その後は自らアコギを手にした「チャイナタウン」や、キャロル時代の「憎いあの娘」、初武道館公演（1977年8月26日）と100回目の武道館公演（2007年12月16日）時のオープニングナンバー「カモン・ベイビー」などでも魅了。
アンコールでは、「止まらないHa〜Ha」などで会場を一つに。矢沢は舞い上がるタオルや突き上げられた拳を眺め、「きょうは最高だよ！帰ってうまいビールを飲もう！」と高らかに叫び、記念すべき一夜を締めくくった。
11月11日の宮城・ゼビオアリーナ仙台からスタートした同ツアー。日本武道館公演は4日間行われ、クリスマスイブの今月24日に横浜アリーナでツアーファイナルを迎える。
■『EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2023 〜Welcome to Rock’n’Roll〜』
11月11日（土）：宮城・ゼビオアリーナ仙台
11月12日 （日）：宮城・ゼビオアリーナ仙台
11月16日（木）：静岡・浜松アリーナ
11月17日（金）：静岡・浜松アリーナ
11月21日（火）：北海道・北海道立総合体育センター （北海きたえーる）
11月25日（土）：愛知・日本ガイシホール
11月26日（日）：愛知・日本ガイシホール
11月29日（水）：広島・広島グリーンアリーナ
12月5日（火）：福岡・マリンメッセ福岡 A館
12月6日（水）：福岡・マリンメッセ福岡 A館
12月9日（土）：大阪・大阪城ホール
12月10日（日）：大阪・大阪城ホール
12月14日（木）：東京・日本武道館
12月16日（土）：東京・日本武道館
12月17日（日）：東京・日本武道館
12月19日（火）：東京・日本武道館
12月23日（土）：神奈川・横浜アリーナ
12月24日（日）：神奈川・横浜アリーナ
矢沢は、伝説のロックバンド・キャロルの解散から5か月後の1975年9月21日にソロデビュー。1977年8月26日に、日本人ロックアーティストとして初めて日本武道館でコンサートを開催し、この日前人未到の通算150回目となる武道館のステージに立った。
当初は昨年12月20日に開催予定だったが、のどの不調により断念。1年越しの公演実現ということで、会場に集まった1万4000人のファンは、開演数十分前から拍手と歓声を上げる白熱ぶりとなった。その熱気を真正面から受け止めるかのように、暗転後のスクリーンにはステージ袖で大歓声に体を揺らす矢沢の姿が映し出された。
そのままステージへ姿を現した矢沢は、両手で満員の客席をあおりながら「さまよい」でコンサートをスタートさせた。手拍子、合唱、お馴染みのマイクスタンドパフォーマンスも飛び出し、冒頭からフルスロットル。「Rock’n’Roll！」という叫びに会場全体が呼応した。
序盤のMCでは、「たまんねぇよ、たまんねぇよ！」と興奮を伝えながら「150回武道館、ようこそいらっしゃい！」とあいさつし、会場の熱をさらに高めた。その後、「たくさん手紙をもらいます。『YAZAWAを観ないと年が越せないよ』って」とファンから寄せられた声を紹介。
「コロナが来て、ライブはもちろん、できないことがいっぱいあった。たとえオープンしたとしても、最初の1〜2年は全員マスクで、YAZAWAコールも禁止。みんなよく我慢してここまで来てくれたんですよね」と寄り添い、“その分も”と言わんばかりに多彩な楽曲群を披露していった。
中盤のMCでは、「去年50周年をやりました。50年だよ…」としみじみ。同世代はもちろん、子どもや孫世代のファンからも「74歳とは思えない」という言葉をもらうと言い、「周りの70代は間違いなくおじいちゃんだって。友だちに聞いても『永ちゃんが変だよ』って言われて、そうなのかなぁ…うれしいです」と笑いながら、「YAZAWAを応援してくれてどうもありがとう。それできょう、150回目の武道館を迎えられた。もう…男として最高だよ」と喜びをかみ締めた。
さらに「武道館は独特の雰囲気があるね。僕がずっとそう思ってやってきたからなのかもしれないけど」と笑い、「去年はツアーの最後が150回目ということで、バチッとキメてうまい酒をガツガツ飲もうと思っていたんです。でも、朝起きた瞬間からおかしかった。ただ、その時点ではまだ時間があったから…いろいろやりましたよ」と、のどの不調で中止となった去年を回顧。「それが去年の最後。そして、今年一発目の武道館が150回目。みなさんにまたこうやって会うことができました。ありがとう」と感謝した。
その後は自らアコギを手にした「チャイナタウン」や、キャロル時代の「憎いあの娘」、初武道館公演（1977年8月26日）と100回目の武道館公演（2007年12月16日）時のオープニングナンバー「カモン・ベイビー」などでも魅了。
アンコールでは、「止まらないHa〜Ha」などで会場を一つに。矢沢は舞い上がるタオルや突き上げられた拳を眺め、「きょうは最高だよ！帰ってうまいビールを飲もう！」と高らかに叫び、記念すべき一夜を締めくくった。
11月11日の宮城・ゼビオアリーナ仙台からスタートした同ツアー。日本武道館公演は4日間行われ、クリスマスイブの今月24日に横浜アリーナでツアーファイナルを迎える。
■『EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2023 〜Welcome to Rock’n’Roll〜』
11月11日（土）：宮城・ゼビオアリーナ仙台
11月12日 （日）：宮城・ゼビオアリーナ仙台
11月16日（木）：静岡・浜松アリーナ
11月17日（金）：静岡・浜松アリーナ
11月21日（火）：北海道・北海道立総合体育センター （北海きたえーる）
11月25日（土）：愛知・日本ガイシホール
11月26日（日）：愛知・日本ガイシホール
11月29日（水）：広島・広島グリーンアリーナ
12月5日（火）：福岡・マリンメッセ福岡 A館
12月6日（水）：福岡・マリンメッセ福岡 A館
12月9日（土）：大阪・大阪城ホール
12月10日（日）：大阪・大阪城ホール
12月14日（木）：東京・日本武道館
12月16日（土）：東京・日本武道館
12月17日（日）：東京・日本武道館
12月19日（火）：東京・日本武道館
12月23日（土）：神奈川・横浜アリーナ
12月24日（日）：神奈川・横浜アリーナ
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