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検索結果 63 件

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  • 下眼瞼脂腺癌の耳下腺内リンパ節転移例

    長田 有華, 末廣 篤, 藤村 真太郎, 河合 良隆, 水田 匡信, 本多 啓吾, 岸本 曜, 菊地 正弘, 大森 孝一 耳鼻咽喉科臨床 116 (8), 775-781, 2023

    <p>Sebaceous gland carcinoma is a rare but highly invasive tumor that usually occurs on the eyelids, face, neck, and trunk in patients over 60 years of age.</p><p>Herein, we report the case of a …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 頸椎前方固定術後に遅発性咽頭・食道穿孔をきたした4例

    北中 麻里, 岸本 曜, 大谷 俊陽, 藤村 真太郎, 河合 良隆, 本多 啓吾, 末廣 篤, 菊地 正弘, 大森 孝一 耳鼻咽喉科臨床 116 (11), 1103-1110, 2023

    <p>Anterior cervical plate fixation is a common surgical procedure for cervical spinal disease. However, it sometimes causes serious complications. Pharyngo-esophageal perforation following anterior …

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 甲状腺の孤立性線維性腫瘍の2例

    山下 燎亮, 水田 匡信, 菊地 正弘, 末廣 篤, 岸本 曜, 本多 啓吾, 河合 良隆, 藤村 真太郎, 大森 孝一 耳鼻咽喉科臨床 116 (1), 57-65, 2023

    <p>Solitary fibrous tumor (SFT) is a spindle-cell neoplasm that rarely arises from the thyroid gland. The first ever case of thyroid SFT was reported in 1993. Since then, 42 cases have been reported …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献25件

  • 後期高齢者頭頸部癌根治手術例の術後合併症についての検討

    石田 宏規, 辻村 隆司, 江藤 杏奈, 森田 勲, 木村 俊哉, 暁 久美子, 西村 一成, 本多 啓吾, 三浦 誠 頭頸部外科 32 (1), 17-22, 2022

    わが国では高齢化の進行に伴い高齢頭頸部癌患者は増加してきている。高齢頭頸部癌患者では暦年齢に加えて個々の状況を鑑みて治療方針を決定する必要がある。2016年から2020年までに当科で手術加療を行った75歳以上の頭頸部癌症例61例に対し，術後合併症や転院を要した症例およびそのリスク因子につき検討した。術後全身合併症は11症例で生じ，うち6症例は転院を要した。術後合併症のリスク因子として認知症，併存…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 術後放射線療法を行った頸部myxofibrosarcomaの1例

    伊藤 通子, 本多 啓吾, 嘉田 真平, 宮﨑 眞和, 安里 亮 頭頸部癌 48 (3), 291-294, 2022

    頸部myxofibrosarcomaの1例を経験した。症例は67歳，男性。頸部腫瘤を主訴に受診した。造影MRIで頸部に造影効果のある比較的境界明瞭な腫瘍を認めた。細胞診を施行するも良悪性の鑑別困難であったため，診断的治療目的に頸部腫瘍摘出術を施行した。病理所見は低悪性度のmyxofibrosarcomaで，断端陽性であった。追加治療として手術瘢痕を中心に頸部郭清術を施行したが，追加切除後の病理所…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • 耳性頭蓋内合併症の3例

    大谷 俊陽, 暁 久美子, 石田 宏規, 森田 勲, 木村 俊哉, 西村 一成, 本多 啓吾, 三浦 誠 耳鼻咽喉科臨床 115 (11), 937-943, 2022

    <p>Otogenic intracranial complications are rare, but could be life-threatening. Because of the great advances in antibiotic therapy and imaging techniques, the mortality rate and prevalence are on …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 戦略的頸部郭清のための臨床解剖

    本多 啓吾 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 124 (12), 1577-1583, 2021-12-20

    <p>　頸部郭清術は, 頭頸部外科医が主体となる治療 (技) のうち, 最も重要なものの一つである. 頸部のリンパ (脂肪) 組織の多くは, 静脈周囲に存在し, 筋膜によって区分されている. 根治的頸部郭清術に始まった系統的郭清は, 根治的頸部郭清術変法から選択的頸部郭清術へと, 低侵襲化と個別化が進んでいる. 今日では, 症例毎に郭清範囲や切除法 (radicality) …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献5件

  • 手術を施行した副鼻腔真菌症例の検討

    森田, 勲, 池田, 浩己, 石田, 宏規, 大谷, 俊陽, 木村, 俊哉, 西村, 一成, 暁, 久美子, 本多, 啓吾, 三浦, 誠 日本赤十字社和歌山医療センター医学雑誌 38 77-82, 2021-03-31

    近年、副鼻腔真菌症は増加傾向にあるといわれている。その理由として患者の高齢化や糖尿病患者の増加などが指摘されている。副鼻腔真菌症は①急性浸潤性、②慢性浸潤性、③慢性非浸潤性、④アレルギー性真菌性鼻副鼻腔炎の4つの病態に分類されている。治療は手術が主体である。今回2014年9月から2019年8月までの5年間に当科で手術を施行し、副鼻腔真菌症と診断しえた29例を対象に、年齢・性別・分類・基礎疾患・自…

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  • 穿刺吸引細胞診にて鑑別困難であった甲状腺腫瘍の検討

    山田 光一郎, 竹林 慎治, 本多 啓吾, 木村 俊哉, 三浦 誠 日本気管食道科学会会報 71 (1), 15-20, 2020-02-10

    <p>2012年11月から2015年8月までに日本赤十字社和歌山医療センターでFNAを行った症例のうち，鑑別困難であった甲状腺腫瘍149例について後方視的に検討を行った。</p><p>68例（45.6％）で手術が施行され，68例中29例（42.6％）が悪性であった。悪性では乳頭癌が，良性では腺腫様甲状腺腫，続いて濾胞腺腫が頻度の高い組織型であった。FNA再検は80例で施行された。再検にて悪性疑い…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 耳下腺に生じたRosai-Dorfman病例

    田村 啓一, 本多 啓吾, 暁 久美子, 大谷 俊陽, 森田 勲, 木村 俊哉, 西村 一成, 池田 浩己, 三浦 誠 耳鼻咽喉科臨床 113 (9), 551-556, 2020

    <p>Rosai-Dorfman disease (RDD) is a rare type of histiocytosis that was first reported as sinus histiocytosis with massive lymphadenopathy by Rosai and Dorfman in 1969. We report the case of a …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 外耳道脂腺癌例

    山田 光一郎, 三浦 誠, 本多 啓吾, 池田 浩己, 暁 久美子, 西村 一成, 木村 俊哉, 森田 勲, 田村 啓一, 大谷 俊陽 耳鼻咽喉科臨床 113 (2), 99-103, 2020

    <p>Primary sebaceous carcinoma of the head and neck region is extremely rare. Herein, we report a case of sebaceous carcinoma of the external auditory canal. A 66-year-old man presented with a …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 耳鼻咽喉科病棟における転倒例の検討

    木村 俊哉, 三浦 誠, 暁 久美子, 山田 光一郎, 本多 啓吾, 林 泰之, 谷上 由城, 中平 真衣, 池田 浩己 耳鼻咽喉科臨床 112 (3), 195-200, 2019

    <p>A fall accident is an event that is associated with many disadvantages. In our hospital, 5,259 fall cases have been reported over the last 7 years according to our incident reports, and account …

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  • ガス産生喉頭蓋膿瘍の2例

    谷上 由城, 本多 啓吾, 池田 浩己, 暁 久美子, 山田 光一郎, 木村 俊哉, 森田 勲, 田村 啓一, 三浦 誠 耳鼻咽喉科臨床 112 (11), 757-761, 2019

    <p>Epiglottic abscess is one of the complications of acute epiglottitis. It can cause airway obstruction and require emergency attention. Epiglottic abscess is very rarely caused by gas-forming …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 永久気管孔狭窄症例の臨床的検討

    辻村 隆司, 安里 亮, 辻 純, 宮﨑 眞和, 田浦 晶子, 嘉田 真平, 本多 啓吾, 片岡 通子 日本気管食道科学会会報 69 (3), 197-203, 2018-06-10

    <p>喉頭摘出患者における永久気管孔狭窄は，生命の維持およびADLに直接影響する。今回われわれは永久気管孔狭窄をきたした症例に関して検討を行った。対象は2005年4月から2016年12月までに喉頭摘出を含む手術を行った頭頸部癌患者107例である。これらのうち永久気管孔に狭窄をきたした症例は18例（16.8％）であった。狭窄症例と非狭窄症例において，術式および切除組織の差は認めなかった。術後合併症…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 緊急気管切開術を要した急性喉頭炎の5例

    林 泰之, 竹林 慎治, 谷上 由城, 中平 真衣, 木村 俊哉, 山田 光一郎, 暁 久美子, 本多 啓吾, 池田 浩己, 三浦 誠 耳鼻咽喉科臨床 111 (4), 249-255, 2018

    <p>Acute epiglottitis often causes rapidly progressive airway obstruction and death. Acute laryngitis other than epiglottitis can also sometimes cause airway obstruction and necessitate …

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • ENT-DIB副鼻腔炎治療用カテーテルの有用性についての検討

    池田 浩己, 林 泰之, 谷上 由城, 中平 真衣, 木村 俊哉, 山田 光一郎, 暁 久美子, 本多 啓吾, 三浦 誠, 池田 昌生 日本鼻科学会会誌 57 (4), 590-596, 2018

    <p>副鼻腔炎治療の基本は，洞自然孔の開大による洞内貯留物の排泄と換気の改善である。鼻腔は外鼻孔と後鼻孔に挟まれた空間であり，各副鼻腔へのアプローチは容易ではない。臨床現場ではまず内服療法・洗浄療法・ネブライザー療法が実施される。なかでも洗浄療法は，耳鼻咽喉科の特色を出す意味でも重要と考える。「副鼻腔炎診療の手引き」にも，上顎洞炎に対するカテーテル洗浄療法は推奨されている。1991年にProet…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 耳下腺癌と顎下腺癌の比較：多施設共同による後方視的研究

    山田 光一郎, 本多 啓吾, 田中 信三, 玉木 久信, 児嶋 剛, 篠原 尚吾, 竹林 慎治, 前谷 俊樹, 安里 亮, 楯谷 一郎, 北村 守正, 水田 匡信, 木谷 芳晴, 牛呂 幸司, 市丸 和之, 隈部 洋平, 大森 孝一 頭頸部癌 44 (1), 39-45, 2018

    はじめに：耳下腺癌と顎下腺癌は比較的まれな疾患である。耳下腺癌，顎下腺癌症例を集積し，後ろ向きに比較検討した。<br>対象：2006年から2015年に，京都大学医学部附属病院とその関連病院にて初回根治治療を行った260例（耳下腺癌195例，顎下腺癌65例）。<br>結果：病理組織型の悪性度について，高悪性の割合は耳下腺癌44％，顎下腺癌58％であった。穿刺吸引細胞診（FNA）の悪性に対する感度は…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 頸部原発類上皮肉腫の1例

    谷上 由城, 本多 啓吾, 三浦 誠, 山田 光一郎, 木村 俊哉, 中平 真衣 日本気管食道科学会会報 68 (6), 409-413, 2017

    <p>類上皮肉腫はまれで予後不良な軟部肉腫であり，頭頸部に発生するのは非常にまれとされている。今回，われわれは頭頸部に発生した類上皮肉腫の1例を経験したので報告する。症例は50歳男性。右鎖骨上窩の腫瘤が徐々に増大するとのことで当科を受診。穿刺吸引細胞診は悪性を示唆したが，PET/CT検査で原発巣は不明であった。原発不明癌頸部リンパ節転移とし，診断もかねて頸部郭清術を施行した。腫瘤は胸鎖乳突筋と強…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件

  • 経頸部法で切除した上咽頭進展中咽頭後壁癌例

    本多 啓吾, 安里 亮, 辻 純, 宮﨑 眞和, 嘉田 真平, 辻村 隆司, 片岡 通子 頭頸部癌 43 (1), 23-27, 2017

    上咽頭は顔面深部に位置し，手術での到達が難しい。経頸部到達法では顎下部から副咽頭間隙を経由して手術を進める。しかし，特に下顎骨を離断しない場合の操作手順を説明した報告はない。本報告では，上咽頭に進展した中咽頭後壁癌cT3例を提示し，操作について詳述する。手術では顎下部からStyloid diaphragmおよび内側翼突筋の筋膜に沿って剥離を進めた。茎状突起関連筋（茎突舌骨筋，茎突舌筋，茎突咽頭筋…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • 頸部郭清術における頸神経温存

    本多 啓吾 頭頸部癌 43 (3), 357-361, 2017

    頸部郭清術における頸神経温存の機能的意義と腫瘍学的安全性を検証するために，根治治療の一部として頸部郭清術を行った頭頸部癌（甲状腺癌は除外）を対象として，術後早期の頸部知覚温存率，腫瘍学的結果を後方視的に検討した。87例（129側）で知覚予後を検討した。術後早期の耳垂/顎下部/側頸部の知覚温存率は，頸神経温存側（85側）では順に75/21/74％，頸神経切除側（44側）では順に39/2/5％であっ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献15件

  • 下顎歯肉癌T4a症例に対する非再建区域（半）切除術

    本多 啓吾, 安里 亮, 宮﨑 眞和, 嘉田 真平, 辻村 隆司, 片岡 通子 頭頸部外科 27 (1), 25-30, 2017

    下顎歯肉癌T4a症例のうち，再建手術が困難な症例における非再建区域（半）切除術の安全性，機能予後，腫瘍学的予後について報告する。【対象・方法】2009–2014年に初回根治治療を行った下顎歯肉癌T4a症例中，非再建区域（半）切除術を行った7例の診療録調査。【結果】4例で頸部郭清，全例で気管切開を施行していた。手術時間中央値は157分，出血量中央値は220gであった。創部合併症は口腔皮膚瘻1例，頸…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献2件

  • Fanconi 貧血患者に生じた進行歯肉癌例

    片岡 通子, 本多 啓吾, 安里 亮 口腔・咽頭科 27 (2), 173-177, 2014

    Fanconi 貧血患者にみられた進行歯肉癌の1例を経験したので報告する. 症例は31歳, 女性. 13歳時に Fanconi 貧血の診断を受けた. 31歳時に上歯肉癌 T4aN1M0 に対し, 当科で局所拡大切除および遊離皮弁再建術を行った. 術後早期に緑膿菌による創部感染, 両側膿胸, 敗血症性ショックに至った. 長期間の集中治療管理を要したが, 全身状態は改善した. …

    DOI 医中誌

  • 先端可動型硬性内視鏡を用いた内視鏡下経口的咽喉頭手術の治療成績

    渡邉 佳紀, 安里 亮, 辻 純, 神田 智子, 本多 啓吾, 辻村 隆司, 森 祐輔 頭頸部癌 40 (1), 56-65, 2014

    咽喉頭領域の表在癌・早期癌に対し，内視鏡下での経口的手術が行われている。代表術式として内視鏡的咽喉頭手術（Endoscopic Laryngo-pharyngeal Surgery: ELPS）や経口的咽喉頭部分切除術（Transoral Videolaryngoscopic Surgery: TOVS）が挙げられ，安全性と有用性が報告されている。<br>われわれは，先端可動型硬性内視鏡を用いた…

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献1件

  • 非再建例における人工材料による切除創被覆術

    安里 亮, 本多 啓吾, 辻村 隆司, 森 祐輔, 渡邉 佳紀, 神田 智子, 辻 純 耳鼻と臨床 59 (Suppl.1), S70-S76, 2013-12-20

    口腔癌に対する治療は手術が第一選択であるが、高齢･基礎疾患などの場合、進行癌ではその治療法に苦慮する。筆者らは 2007 年に早期口腔咽頭癌切除後の粘膜欠損に対し PGA シートとフィブリン糊による被覆法 （MCFP法：Mucosal defect Covered with Fibrin glue and Polyglycolic acid sheet) …

    DOI 医中誌

  • G-CSF産生顎下腺扁平上皮癌例

    渡邉 佳紀, 安里 亮, 辻 純, 神田 智子, 本多 啓吾, 辻村 隆司, 森 祐輔 耳鼻咽喉科臨床 106 (9), 809-816, 2013

    Squamous cell carcinoma of the submandibular gland is an extremely rare salivary gland cancer ranging from 0.015 to 0.045 percent of all head and neck cancers, and is associeted with a poor …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 頸神経温存頸部郭清の知覚予後

    本多 啓吾, 安里 亮, 神田 智子, 辻 純, 辻村 隆司, 渡邉 佳紀, 森 祐輔 頭頸部外科 23 (3), 409-414, 2013

    頸部郭清における頸神経温存は頭頸部癌の低侵襲治療のための新しい選択肢である。その機能的意義についてはいくつかの報告があるが，術後早期における知覚予後についての知見は少ない。2012年1月から2013年3月までにわれわれの施行した頸部郭清のうち，頸神経本幹（C2-4）を全て温存したのは47側（温存側群），全切除したのは20側（切除側群）であった。術後1週間以内に耳垂，顎下部，側頸部の3領域で触覚を…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献11件

  • 側頭下窩再発悪性腫瘍に対する経側頭骨的後外側到達法

    本多 啓吾, 安里 亮, 神田 智子, 渡邉 佳紀, 辻村 隆司 頭頸部癌 39 (3), 305-309, 2013

    側頭下窩は外科的に到達が難しい領域である。特に再発悪性腫瘍の救済手術では，しばしば古典的アプローチを改変して用いる必要がある。我々は，側頭下窩悪性腫瘍切除後の耳管周囲再発に対して経側頭骨法による救済手術を施行した2症例を報告する。いずれの症例も，再発性の低悪性度腫瘍に対する頭蓋底手術後の再発病巣に，側頭骨亜全摘に準じて経側頭骨的に到達し，一塊切除を達成した。手術においては，内頸動脈周囲の瘢痕組織…

    DOI 医中誌

  • 内頸静脈切除を要する甲状腺乳頭癌

    本多 啓吾, 安里 亮, 神田 智子, 渡邉 佳紀, 辻村 隆司 頭頸部癌 39 (3), 345-349, 2013

    背景：甲状腺乳頭癌新鮮症例における内頸静脈浸潤に関する知見は少なかった。<br>目的：甲状腺乳頭癌の内頸静脈浸潤の臨床的特徴を明らかとする。<br>対象・方法：2005年4月から2011年3月までに京都医療センターで初回根治手術を行った甲状腺乳頭癌症例に関する診療録調査。<br>結果：175例の採用症例のうち，腫瘍浸潤のために内頸静脈の部分切除あるいは全切除を要した症例（切除群）は8例9側であっ…

    DOI 医中誌

  • 両側顎下腺無形成例

    渡邉 佳紀, 辻 純, 安里 亮, 神田 智子, 本多 啓吾, 森 祐輔, 辻村 隆司, 牛呂 幸司 耳鼻咽喉科臨床 105 (3), 261-266, 2012

    Congenital aplasia of the major salivary glands is very rare. Some authors have reported that most congenital aplasia of a major salivary gland is assosiated with multiple other developmental …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献48件

  • 下顎血管肉腫の1例

    渡邉 佳紀, 安里 亮, 辻 純, 神田 智子, 本多 啓吾, 森 祐輔, 辻村 隆司 頭頸部癌 38 (4), 408-414, 2012

    Angiosarcoma is a rare malignant endothelial cell tumor and accounts for about 1-2% of soft tissue sarcomas. Chronic lymphedema, after irradiation, such as trauma or chronic physical stimuli has …

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • 頭頸部進行癌術後創部合併症の予測因子

    本多 啓吾, 安里 亮, 辻 純, 神田 智子, 渡邉 佳紀, 森 祐輔, 辻村 隆司 頭頸部癌 38 (1), 101-105, 2012

    目的：頭頸部進行癌術後創部合併症の予測因子の同定。<br>対象と方法：京都医療センターにて2008年1月から2011年6月の間に手術加療を受けた頭頸部進行癌患者に関する診療録調査を行った。統計学的解析にχ二乗検定およびロジスティック回帰分析を用いた。<br>結果：総症例数は106例（年齢中央値66.4歳，男性84名，女性22名）であった。46例（43.4%）で，術後創部合併症を認めた。予測因子候…

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献22件

  • 頸部郭清における頸神経温存の腫瘍学的安全性

    本多 啓吾, 安里 亮, 辻 純, 神田 智子, 渡邉 佳紀, 森 祐輔, 辻村 隆司 頭頸部外科 22 (3), 339-343, 2012

    頸神経の温存は，頭頸部癌に対する頸部郭清の低侵襲化における新たな試みであり，その機能的意義は証明されている。しかし，その腫瘍学的安全性についての検討は行われていなかった。2009年4月より2011年6月までに，われわれの行った156側の頸部郭清のうち頸神経を温存できたのは74側であった。郭清床再発をきたした例は存在せず，症例を選択すれば，頸部郭清における頸神経温存が腫瘍学的に安全であることが示さ…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献27件

  • 喉頭蓋木村氏病例

    渡邉 佳紀, 辻 純, 安里 亮, 神田 智子, 本多 啓吾, 森 祐輔, 辻村 隆司, 牛呂 幸司 耳鼻咽喉科臨床 105 (7), 667-674, 2012

    Kimura’s disease is a chronic inflammatory disease of uncertain cause. It occurs mainly as a head and neck lesion, especially as parotid, submandibular and buccal lesions. We report herein on a very …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献24件

  • 下顎軟骨肉腫例

    渡邉 佳紀, 安里 亮, 辻 純, 神田 智子, 本多 啓吾, 森 祐輔, 辻村 隆司 頭頸部外科 22 (2), 173-179, 2012

    Chondrosarcoma accounts for about 10% to 20% of malignant primary bone tumors, which is the most frequent type after osteosarcoma. It has high incidence in the pelvis, long bone (hemur, etc.), and …

    DOI 医中誌 参考文献23件

  • 上縦隔に原発した脂肪肉腫例

    牛呂 幸司, 安里 亮, 辻 純, 神田 智子, 本多 啓吾, 渡邉 佳紀, 森 祐輔 耳鼻咽喉科臨床 104 (9), 647-652, 2011

    Liposarcoma commonly occurs in the lower extremities and retroperitoneum, but rarely in the mediastinum. We report a rare case of primary mediastinal liposarcoma treated surgically. A 77-year-old …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 咽頭出血を初発とした後天性血友病例

    森 祐輔, 辻 純, 安里 亮, 神田 智子, 本多 啓吾, 牛呂 幸司, 渡邉 佳紀 耳鼻咽喉科臨床 104 (6), 455-459, 2011

    Hemophilia is conventionally monogenic causing hemorrhagic symptoms due to decreased or deficient factor VIII. Acquired hemophilia (HA), however develops clinical hemophilic analogous symptom when …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 導入化学療法としてのＴＰＦ療法の安全性

    牛呂 幸司, 安里 亮, 本多 啓吾, 辻 純, 神田 智子, 渡邉 佳紀, 森 祐輔 耳鼻咽喉科臨床 104 (5), 359-363, 2011

    Docetaxel, cisplatin, 5-fluorouracil (TPF)-based induction chemotherapy, while a durable, effective treatment for those with locally advanced squamous cell cancer of the head and neck, also induces …

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  • 頸部気管に発生した腺様嚢胞癌の１例

    安慶名 信也, 永原 國彦, 森谷 季吉, 奥田 匠, 本多 啓吾, 矢間 敬章, 夜陣 真司 日本気管食道科学会会報 61 (1), 34-40, 2010

    耳鼻咽喉科・頭頸部外科医が，気管癌に遭遇する機会は殆んどない。その初発症状は，気管狭窄，喘鳴，血痰などであり，他科において気管支炎や気管支喘息として診断や治療を受けることが多い。このために診断が遅れ，不幸な転帰をとることも少なくない。今回，われわれは，健康診断で発見された，気管腺様嚢胞癌の症例を経験したので報告する。症例は39歳女性，胸部の異常陰影を指摘され，某大学病院呼吸器外科に紹介された。胸…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献16件

  • 高齢者頭頸部扁平上皮癌の治療

    本多 啓吾, 安里 亮, 辻 純, 神田 智子, 牛呂 幸司, 渡邉 佳紀, 森 祐輔 頭頸部癌 36 (4), 502-506, 2010

    目的：高齢者頭頸部扁平上皮癌患者治療の特徴を明らかにする。<br>対象と方法：2005年から2009年の間に京都医療センターで治療した頭頸部扁平上皮癌患者177名の診療録調査を行い，75歳未満の非高齢群(131例)と75歳以上の高齢群(46例)の臨床的特徴と治療結果を比較検討した。<br>結果：男女比は高齢群で低かった(5.6：1 vs. 1.7：1，p < …

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  • 頸椎前方固定術後に生じた食道憩室例

    山田 光一郎, 土師 知行, 佐藤 進一, 田村 哲也, 本吉 和美, 小澤 一之, 山口 浩志, 本多 啓吾, 辻村 隆司 耳鼻咽喉科臨床 102 (2), 139-143, 2009

    We report a very rare case of an esophageal diverticulum following anterior cervical fusion. A 58-year-old woman underwent 2-level anterior cervical fusion with allograft and anterior plating. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献17件

  • 甲状腺分化癌４例の腋窩転移経路

    奥田 匠, 永原 國彦, 森谷 季吉, 本多 啓吾, 安慶名 信也, 矢間 敬章 耳鼻咽喉科臨床 102 (8), 667-671, 2009

    It is extremely rare to develop metastasis of differentiated thyroid carcinoma to the axillary lymph nodes, non-regional lymph nodes. The metastasis is likely lymphogenous because of patients …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 喉頭アスペルギルス症例

    山口 浩志, 土師 知行, 佐藤 進一, 田村 哲也, 本吉 和美, 小澤 一之, 辻村 隆司, 山田 光一郎, 本多 啓吾 耳鼻咽喉科臨床 102 (3), 225-228, 2009

    Mycosis localized in the larynx is relatively rarely observed, and only a small number of cases have been reported. We encountered a 69-year-old male with laryngeal mycosis due to Aspergillus. He …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

  • 生下時より頸部腫瘤を認めた先天性梨状窩瘻の１例

    本吉 和美, 土師 知行, 本多 啓吾, 佐藤 進一 日本気管食道科学会会報 59 (6), 563-568, 2008

    先天性梨状窩瘻は急性化膿性甲状腺炎として，幼児期以降に発症することが多い。今回，われわれは生下時より頸部嚢胞性腫瘤を形成し，哺乳により増大，気道の圧迫をきたしたまれな先天性梨状窩瘻の1例を経験したので報告する。<br>症例は日齢5の女児で，主訴は左頸部腫瘤，呼吸困難であった。在胎40週4日で自然分娩にて出生し体重は3164gであった。出生時より左前側頸部には約5cm大，弾性軟の頸部腫瘤を認めた。…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 下咽頭進行癌の術後治療と予後

    田中 信三, 安里 亮, 永田 靖, 平野 滋, 田村 芳寛, 本多 啓吾, 伊藤 壽一, 平岡 眞寛 頭頸部癌 33 (1), 26-29, 2007

    下咽頭進行癌の基本的治療戦略として広範切除と再発リスクに応じた術後治療を採用した最近5年間の治療例39例（現治療群）の治療成績を調べ，それ以前に広範切除と一律的な術後照射を基本的に行った治療例25例（前治療群）と比較して術後治療の意義を検討した。両群とも，すべて扁平上皮癌で病期や原発部位に大きな違いはなく，術後治療不能例や喉頭保存治療例を同程度の割合で含んでいた。疾患特異的3年生存率は，現治療群…

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献8件

  • 血液系腫よう随伴症候群を伴った上顎へん平上皮癌例

    本多 啓吾, 田中 信三, 岸本 正直, 田村 芳寛, 玉木 久信, 安里 亮, 伊藤 壽一 耳鼻咽喉科臨床 99 (2), 105-110, 2006

    We report a case of maxillary cancer that caused a marked systemic inflammatory reaction including leukocytosis and high blood levels of C-reactive protein. The production of Granulocyte-colony …

    DOI

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