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「外陰部の発育」

思春期には生殖器が発育するのは当然のことですが、自分のが正常の発育をしているのか心配です。


外陰部の性差
元は同じ原基から胎児の8週くらいから女性と男性の性器に分かれていく。胎児の4ヶ月ころには明らかに性の差を見ることができるようになる。
 
小児期まで
大陰唇は発達が不十分である
陰核(クリトリス)、小陰唇が露出している
 
思春期の初め
8〜9歳になると外陰部に脂肪が貯まり始める
大陰唇は大きく丸みをおびる
陰毛も早ければ生えてき始める
乳房が大きくなり始める
 
10歳すぎ
卵巣からのエストロゲン(卵胞ホルモン)が多くなる
それに伴って外陰部も発育する
恥丘、大陰唇の皮下脂肪が多くなり、膨隆する
大陰唇はやや黒くなる
小陰唇も大きく厚くなり、ピンク色となる
早ければ初経(初潮)を迎える
 
12歳ころ
平均的に初経(初潮)を迎える
 
14歳ころ
骨端が閉じる
 
15〜16歳
陰毛は成人と同程度となる
初経(初潮)は9割がた迎える
 
 
【2008年7月更新】

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