独島への日本の姿勢が変わった=韓国外交通商部長官

独島への日本の姿勢が変わった=韓国外交通商部長官

2012年08月29日19時27分
[ⓒ聯合ニュース]
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  【ソウル聯合ニュース】韓国外交通商部の金星煥(キム・ソンファン)長官は29日、韓日の外交摩擦に関連し、「日本は独島問題において、以前は動的でなかったが、今年から少し変わった」との見方を示した。ソウル市内で開かれたフォーラムで述べた。

   その例として、国会では議員の質疑で答える形で独島問題に言及していたのを、今年1月に玄葉光一郎外相が問われてもいないのに国会演説で領有権を主張したことを挙げた。

   金長官は変化の要因にも言及した。2010年を境に日中の経済規模が逆転するなど、20年にわたる日本経済の低迷で社会が保守化・右傾化し、その結果、領土問題に攻勢的になったと分析した。

   一方、日本の野田佳彦首相の親書を韓国が返却したことについては、李博明(イ・ミョンバク)大統領の独島訪問を「竹島上陸」と表現した点を指摘した。また、返却に赴いた韓国外交官との面会を拒否し、外務省に入らせなかったことを批判した。

   金長官は、対日外交の基調は歴史・領土問題と一般懸案を切り離すことだとしながら、「日本と関係を良くしていくという立場には変わりがない」「事態を沈静化させながら、再び良い関係へと進んでいくための努力をする」と話した。
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