ウクライナのシルスキー陸軍司令官は、東部ドネツク州バフムトでロシア軍が部隊を大幅に増強し、防衛から転じて攻勢を強めているとの見方を示した。「依然として厳しい情勢が続いている」と訴えた。インタファクス・ウクライナ通信が30日、インタビューを伝えた。
シルスキー氏は、ロシア軍が空挺部隊を投入し、失地を取り戻そうとしていると指摘した。目標に突っ込み自爆するドローン(無人機)の増加にも警戒感を示した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、首都キーウ(キエフ)で米国の超党派の下院議員らと会談し、米国供与の地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」が効果的だと謝意を示した。大統領府が発表した。(共同)