川内原発3号機、いずれは造りたい 九州電力・池辺和弘社長

インタビューに答える九州電力の池辺和弘社長=福岡市中央区で2023年12月21日、吉田航太撮影
インタビューに答える九州電力の池辺和弘社長=福岡市中央区で2023年12月21日、吉田航太撮影

 世界では紛争が相次ぎ、不安定な状況が続く。物価高やエネルギー価格上昇が生活を圧迫し、米中経済の先行きなども懸念される。九州・山口の企業は2024年、どう経営のかじを取るのか。主要各社トップに今年の展望や経営方針を聞いた。

 ――2025年までに運転開始から40年を迎える川内原発1、2号機(鹿児島県)で運転期間の20年延長が認可された。

 ◆50年のカーボンニュートラルや、電気料金の安定のために原発の稼働は必要だ。20年の期間延長の認可は受けたが、10年ごとにチェックし、20年の期限いっぱいまで運転できるかは、その都度判断する。玄海原発3、4号機(佐賀県)と合わせて、当面は原発4基体制が維持でき、火力発電の燃料価格高騰によるリスクを軽減できる。

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