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【FC東京ニュース】

原監督『海外でやりたい』

2007年12月25日 紙面から

 今季限りで退任するFC東京の原博実監督(49)が24日、海外で監督業に挑戦したい考えを明かした。この日、東京・小平のクラブハウスで最後のミーティング後、今後の身の振り方に関して、「選手と同じように、海外に出て(監督業を)やりたい気持ちはある。やってみたい」と、将来的な海外進出を切望した。

 「これから就職活動をしないとね」。すっきりとした表情の原監督だったが、将来的な自身の展望は明確だった。「選手は世界に飛び込んでいる。指導者も海外に出ていかないと」と持論を展開。「失敗してもいい。地域リーグや(スペインの)セグンダBでもいい」とトップリーグにこだわらず下部リーグでも指揮を執ってみたいという。

 希望は、やはりスペインだ。日常会話に支障がないほどスペイン語を習得しており、来年1月には同リーグを視察予定。「言葉、文化は違うけど、そういう流れにしないと。うまいもんでも食いながら、ね」。代理人、海外とのパイプなども絡み現実的な可能性は未知数だが、原監督は真剣だ。「東京の原博実」から「世界の原博実」へ羽ばたく日が、来るかもしれない。 (松岡祐司)

 

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