米短文投稿サイトX(旧ツイッター)は9日、2024年に個人間の送金決済サービスを始めると発表した。米起業家イーロン・マスク氏が率いるXは、通信から決済機能まで備えたスーパーアプリ化を目指しており「利用者の利便性と商取引の新たな機会を解き放つ」と説明している。

決済の仕組みや、具体的な開始時期については明らかにしていない。これまでも一部の利用者に動画による通話を可能にするなど機能を拡張してきており、金融分野にも広げることでアプリの魅力を高め、利用者の拡大を図る狙い。

Xはまた、マスク氏が設立したAI開発会社「x(エックス)AI」の技術を活用して、関心のある投稿に類似する内容を表示する機能を強化していく方針を示した。(共同)