偽ブランド品販売容疑で中国籍の男を逮捕 警視庁
ティファニー製アクセサリーの偽物を販売したとして、警視庁組織犯罪対策1課は23日までに、千葉県佐倉市井野、中国籍の会社社長、柳燕杰容疑者(29)を商標法違反(販売)の疑いで逮捕した。
同課によると、少なくとも2007年4月以降、1億7千万円以上の偽物を販売。今年4月以降は東北チャリティーセールと称して「売り上げの5%を被災地に寄付する」とうたっていたが、柳容疑者は「気持ちはあったが寄付しなかった」と供述しているという。
逮捕容疑は今年2~4月、ティファニー製ネックレスなどの模造品3点を女性客3人に販売した疑い。
偽物は中国・上海から1個約千円で入手し、数万円の定価の品でも1割程度の価格で販売した。同課は偽物のアクセサリー約2千点を押収した。