芸能事務所、TOBEの全所属アーティストが17日、東京ドーム4日間公演「to HEROes~TOBE 1st Super Live~」の千秋楽を迎えた。三宅健(44)、平野紫耀(27)らによるグループ、Number_iなど総勢13人のオールスターが集結。昨年3月に滝沢秀明社長(41)が事務所を設立後初のライブで、第2章が華々しく幕を開けた。
滝沢氏はサンケイスポーツなどの取材に応じ、東京ドーム公演の手応えや今後の展望などを明かした。
4日間にわたる事務所初のライブを終え、「TOBEとしての開幕を迎えられてホッとしています」と告白。熱いパフォーマンスを見せた所属アーティストに「一緒に戦う精神でいてくれるので心強い」と感謝した。
東京D公演の位置づけは「海外で活動する意気込みを示した時間。世界に飛び立つ土台になる」と説明。各組の単独公演が決まり「いずれは全国ツアーもやりたい」と意欲を見せ、「海外に配信できる時代。実際に欧米やアジアを訪れて活動することもあると思う」と視野を広げている。
公演初日の14日にはTRAINEE(研修生)の5人組、wink firstを結成。TRAINEEは現在28人で「いろんなグループを作っていき、どこがデビューできるか」と競争を促し、将来的な女性タレントの獲得にも「可能性を広げたい」と前向きだ。
事務所設立から1年。「まだスタートラインに立った感じ。ここまではやろうと思えば誰でもできる。グローバルに通用するアーティストを作るのが僕の次の課題」と慢心した様子はみじんもない。どんな手腕を発揮していくのか注目される。