激流

民主各派、主導権争い 代表選来月18日、細野氏出馬へ

 ▼まずは独自候補

 赤松広隆前衆院副議長も海江田氏を支えた一人。ただ、その赤松グループ(サンクチュアリ)は、まずは独自候補の擁立を目指す。自らのグループを高く売る狙いがちらつく。

 社会保障・税一体改革を岡田氏と成し遂げた野田佳彦前首相のグループ(花斉会)も、岡田氏の支援に回りそうだが、静観している。

 参院側には、非労組系の間で羽田雄一郎参院幹事長を推す動きがある。羽田氏周辺は「推薦人20人はすぐに集まる」と豪語するが、こちらも狙いは同様だ。

 このほか、馬淵澄夫選対委員長が出馬に意欲を示し、若手を中心に当選3回の玉木雄一郎政調副会長を推す動きがある。

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