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「たま神社」の開社式に500人…銅像も披露

  • 新駅長に就任した後、たま神社にお参りするニタマと和歌山電鉄の小嶋社長(11日午前、和歌山電鉄貴志駅で)=笹井利恵子撮影
    新駅長に就任した後、たま神社にお参りするニタマと和歌山電鉄の小嶋社長(11日午前、和歌山電鉄貴志駅で)=笹井利恵子撮影

 和歌山電鉄貴志川きしがわ貴志きし駅(和歌山県紀の川市)の駅長として人気を集め、6月に死んだ三毛猫「たま」をまつる「たま神社」の開社式が11日、同駅であり、たまの銅像2体(高さ約20センチ)がお披露目された。

 仁坂にさか吉伸知事やファンら約500人が参加する中、新駅長の辞令交付式も行われ、同じ三毛猫で、たまに似た「ニタマ」(メス、5歳)が任命された。

 ホームには以前から三つの神社があったが、今回、その一つの「ねこ神社」にたまの御霊みたまを迎え、たま神社と命名。銅像は神社両側に設置した。たまの死後、不在だった駅長は、「駅長代行」のニタマが後を継いだ。和歌山電鉄の小嶋光信社長が「たまから受けた指導を生かしてください」とあいさつすると、ニタマは「ニャー」と返していた。

 たま神社にお参りした神戸市の公務員(48)は、「優しかったたまの姿にならって、ニタマにも頑張ってほしい」と話していた。

2015年08月11日 11時29分 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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