オリコ、経産省に報告書=暴力団融資の再発防止策など

 信販大手オリエントコーポレーション(オリコ)は16日、みずほ銀行との提携ローンの融資先に暴力団員らが含まれていた問題について事実関係や再発防止策を報告書にまとめ、信販業界の監督官庁である経済産業省に提出した。

 再発防止策としてオリコは今後、融資審査時に契約申請者が暴力団員ら反社会的勢力かどうかを判断するため、みずほ銀のデータベースと照合するとともに、オリコ自身のデータベースを充実。既設のコンプライアンス委員会から独立した「反社態勢強化委員会」も設置し、弁護士を委員に加えて反社会的勢力との関係遮断に向けた取り組みを強化する。 

[時事通信社]

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