What is 流星バースト通信?
我々が日々暮らしているこの青き星”地球”上に、大小合わせ1日約1兆個にものぼる
宇宙の塵
が流星となり大気圏に突入している。この流星が大気圏に突入する際上空80〜120kmに電離気体の軌跡(流星バースト<MBC:Meteor Burst Communication> 長さ平均15キロ、直径1 〜8メートル)を残す。流星バーストはVHF帯域の電波をよく反射し、この反射現象を利用した見通し外通信を流星バースト通信という。
流星バースト通信の概要
平均して10秒間に1回で1.5秒間の通信ができる。
都合のよい流星が、落ちるのを待ち受けていると、数秒かれ数十秒に一回の割合で落ちる。
流星バーストを通信に利用できるのは、数分の一秒程であるが、これでも現代の高速通信の世界では、決して短い時間ではない。この間に数百文字の電文を送ることができる。
通信に都合のよい流星バーストの発生しやすい場所は決まっていて、しかもその場所はかなり広いので、アンテナは、簡単な八木アンテナでよく、無線機もアマチュア用のものと大して違わない。結局、都合のよい流星が落ちたことを知る方法や短い間に通信する方法を考えるのが、研究者のうでの見せ所である。
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