ウクライナ軍、東部と南部で反攻進展と発表

[9日 ロイター] - ウクライナ軍は9日、東部と南部の両戦域で4カ月に及ぶ反攻が進展していると発表した。
反攻は5月にロシア軍に占領された東部の要衝バフムトを奪還するため、周辺地域の支配権を確保することを目的としている。南部ではアゾフ海まで前進し、南部と東部のロシア占領地域を結ぶ陸橋を切断したい考えだ。
ウクライナ軍は9日、東部と南部の両戦域で4カ月に及ぶ反攻が進展していると発表した。写真は、バフムト北西で上空からの攻撃によって炎上するロシア軍の戦車。2023年7月15日にドローンによって撮影。(2023年 ロイター/Aerial Reconnaissance of 420th Battalion of 57th Mechanized Brigade/Handout via REUTERS)
ウクライナ軍報道官によると、東部部隊は先月奪還したアンドリーフカ近郊で「部分的な成功」を収めた。「バフムト地区で日々前進している。しかし、具体的な目標の達成について語るには時期尚早だ」という。
ウクライナ軍で南部部隊を指揮するタルナフスキー司令官は、テレグラムに「ベルボベの西で部分的な成功を収めた」と投稿。これはウクライナが目標とする村々の一つを指している。
一方、ロシア側によれば、軍はバフムト近郊でウクライナ軍の攻撃を撃退し、郊外のウクライナ軍陣地への攻撃でかなりの人的被害を与えた。

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