松山市、離島で28日からEV実証実験 SDGs推進
松山市は国連が定める「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進に向け、低速電気自動車(EV)「グリーンスローモビリティ」を走らせる実証実験を28日から始める。先端技術を活用して離島の課題を解決する「スマートアイランド構想」の一環として同市内の離島で実施する。実証期間は2年間。
松山市郊外の高浜港からフェリーで1時間弱ほどの離島の中島で実施する。政府の補助金を活用して4人乗りの車両を3台導入し、特別養護老人ホームに通う高齢者の送迎などでの利用を想定する。今後は島内の宿泊施設の利用者に電動自転車を貸し出すなどのサービスも予定している。