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アパホテル2棟、耐震補強工事へ 京都市

2007年02月21日12時10分

 アパグループが経営する京都市内のホテル2棟で耐震強度の偽装が指摘された問題で、同市は21日、両ホテルの建築主のアパマンション(本社・金沢市)が提出した耐震補強計画を承認し、改修工事を始めるよう通知した。アパグループは「22日に工事に着手し、3月下旬から4月上旬には営業を再開したい」としている。

 「アパヴィラホテル京都駅前」は1〜4階の柱計14本の内部にコンクリートを流し込み、27カ所の筋交いを撤去、7カ所の梁(はり)を鉄骨で補強する。これにより、耐震強度は0.71から1.17になる。「アパホテル京都駅堀川通」は57カ所の筋交いを撤去して234カ所の梁を補強、強度は0.79から1.3になる。

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