【ニューヨーク19(日本時間20日)ソフトバンクから海外フリーエージェント権を行使して米大リーグ、メッツと5年契約を結んだ千賀滉大投手(29)が本拠地シティー・フィールドで入団会見を行った。背番号は異例の〝ファン投票〟で選んだ「34」。メジャーでも最強な先発ローテの一角に加わった右腕は「この34番という番号をファンの方に選んでいただいたので、とにかく自分の番号にできるように頑張ります」と意気込んだ。主な一問一答は以下の通り。
──なぜメッツに決めた
「一番は僕のことをすごい必要としてくれるているのを感じたことと。やっぱりレジェンドであるシャーザーやバーランダーという2人の存在が僕にとって大きかったと思います」
──ニューヨークの印象
「ニューヨークには1カ月前にくらいに来させてもらったことがあって、ニューヨークについてそんなにわかってはいないですけど。とにかく人がたくさんいて活気のある街だなという印象です」
──メジャーに挑戦したいという夢がかなったが
「本当に、アメリカに来れるということになったらすごい興奮しましたし、本当に今は幸せな気持ちでいっぱいです」
──得意のゴーストフォークはどうやって生まれた
「プラクティス(練習)」(笑)
──大リーグでプレーする日本選手からアドバイスをもらったか
「何年も前から(パドレスの)ダルビッシュさんにアドバイスをもらったり、意見をもらったりして、僕の中ではすごい良い刺激をもらっていた存在なので。 そういう方々から話を聞くたびにさらにアメリカで野球をやりたいという気持ちが強くなりました」
──ベテランのシャーザーとバーランダーからどんなことを学びたい
「本当に、その2人の名前についてはすごいレジェンドで、日本で野球をやっている僕らでももちろん知っていますし、他の投手よりも確実に活躍されている2人なので。本当に僕はいろんな話を聞きながら、学ぶ気持ちでここにきましたし、そういう人たちのようにアメリカで成功できるように一生懸命頑張る気持ちで今ここにいます」
──ショーウォルター監督の印象
「最初は少しちょっと顔が怖いかなと思ったんですけど。(笑)話してみたらめちゃくちゃ明るくすごく出迎えてくれたような感じだったので、いきなりジョークを言ってくれたりとか。僕も話しやすい印象はすごいあります」
──メッツファンにどんなことを知ってもらいたいか
「とにかくここで野球をやるために、長い間日本で野球をしていたんですけど。とにかくここ(大リーグ)でやることに幸せを感じている人間なので、野球を楽しくファンの方に『あいつ野球楽しんでいるな』と思ってもらえるような選手で、そして成績も、もちろん出して、歓迎されるような選手になりたいと思います」