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東海道新幹線の最新車両「N700S」の営業運転が1日始まり、午前6時に東京駅から始発列車が出発した。
駅のホームでは出発式が行われ、JR東海の金子慎社長が「安全性や快適性など、全ての面で最高の性能を有している」と力を込めた。
東海道新幹線のフルモデルチェンジは13年ぶり。最高時速は285キロでこれまでと変わらないが、横揺れを制御する装置や長時間座っても疲れにくいリクライニングシートなどを採用し、乗り心地を大きく改善させた。車体の側面には「supreme(最高の)」を表すSのロゴが描かれている。
この日は4編成がデビュー。乗客らの密集を防ぐため、JR東海はどの列車でN700Sを運行するかは事前に公表しなかった。2022年度までに順次、40編成に増やしていくという。